本当に美味しい土産は、地元民が知っている!
旅行に行けば行くほど迷ってしまうもの……それはお土産! なんでこんなにお土産があるんだYO!! 雑誌のお土産ページが見開きで何ページもあるYO!!
そんな迷える子羊のためにあるのが、Pouchの「地元民が本当にオススメする土産シリーズ」なのだ★ 雑誌やテレビでもなく、手みやげの達人でもなく、地元民がガチで愛するお土産とは……?
今回ご紹介するのは長野県の「牛乳パン」です。
【推薦者「お母さんの次に優しいパン」】
オススメ土産:「牛乳パン」
推薦者: 長野県出身 Pouch編集部 百村モモ
推薦文: 長野県民のソウルフード「牛乳パン」。あまりにも当たり前すぎる存在で、長野県民でさえピンとこない人も多いでしょう。しかし、長野県出身の新海誠の映画『君の名は。』に登場したり(ワンカットだけど)、「マツコの知らない世界」にも登場したりと、スポットライトを浴び始めているのです! 見た目は平凡、だけど味はお母さんの次に優しい。そんな、お母さんみたいなパンがこの世にありますか? 否、牛乳パンだけです!!
「牛乳パン」たしかに名前を最近よく聞く気が……。名前の響きからして素朴なイメージだけど、どんなパンなんだろ? 百村がアンテナショップで購入したものを早速食べてみます。
【長野で広く愛される菓子パン】
アンテナショップのPOPに書かれた情報によると、「牛乳パン」は昭和30年以前に長野県内で生まれたもので、その名のとおり、生地やクリームに牛乳を練り込んだパンなのだとか。
店によってパン生地やクリーム、パッケージに違いがあるけど、長野県内で広く愛されてるパンなんですって。まさにソウルフード!
今回はアンテナショップにあったという「高原のパン屋さん」の「牛乳パン」をいただきます。
【めちゃめちゃでっかいよ〜!】
最初に驚いたのは、渡された「牛乳パン」がめちゃめちゃでっかいこと! 風呂場のスポンジ並の大きさで、ずっしりと重さがあります。
ロールパンを平たくしたような生地に、真っ白なクリームがサンドされています。
ひと思いにガブッと食べると……。バターのふんわり香る、しっとりしたほの甘いパン生地に、甘いクリームがベストバランス!
高原のパン屋さんのクリームは、量は少なめですが、砂糖のジャリ感が残る食感で、個人的にはこれもツボです。ほんのりとした甘さが、おやつにも昼ごはんにも、朝食にもなる味。
【初めて食べたのに……なつかしい】
昼時に編集部で分け合って、半分だけ食べたのですが、驚異的な腹持ちの良さで、夜までほとんどお腹がすきませんでした。
推薦者の百村いわく「だいたい150円くらいで、部活の帰りとか朝ごはんに食べてました。あと、ご飯を食べたがらない小さい子でもこれなら食べるので食事代わりになったり」ということでしたが、なるほど納得。まさにお母さんみたいなパンですな。
ああ、初めて食べたのに、なんだか懐かしい。なぜか子供時代や青春時代を思い出してちょっぴり胸がキュンとしたのでした。もしかして、前前前世で食べたことあったのかな……?
撮影・執筆=御花畑マリコ (c)Pouch
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▼めちゃめちゃうれしそうに牛乳パンを頬張る百村
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