できることなら、悪夢なんてみたくないものですが……。
アメリカの大学が行った研究によると「恐怖体験は脳をシャットダウンさせ、マインドフルネス瞑想時と同様の効果が見られる」とのこと。つまり、恐怖体験によって人はセラピー効果を得られるみたいなんです。
悪夢も “恐怖体験”の一種なのでは……? ということに注目したのが、お化け探知機「ばけたん」を開発した株式会社ソリッドアライアンスと、歩かなくていいお化け屋敷「ネグルシ」を手がけた株式会社ゾウンテッド。
両社が着手したのは「悪夢枕(アクムマクラ)」の開発で、2019年中の製品化が目標。完成し次第、一般販売も計画しているらしく、最新情報は公式ツイッター上で随時発表していくそうです。
【悪夢をみることができる枕、ですと!?】
「悪夢枕」は、読んで字のごとく “悪夢をみることができる枕” 。
悪夢体験をすることによって、不安や恐怖に対しての耐性を身に着けることを目的としているそうなんです。ええぇ…… そんなんで耐性つくのかな……。ついたとしても、わざわざ悪夢をみてまでつけたくないよ……。
【豊富な「恐怖データ」を応用するそうな】
まあ、わたしの個人的な感想はさておき。
この「悪夢枕」は、「おばけ探知機」のような物やサービスを形にしてきたソリッドアライアンス社のテクノロジーと、恐怖ソリューション企業ゾウンテッド社が持つ豊富な恐怖データを融合したもの。
なんでもゾウンテッド社による「ネグルシ」は、恐怖心克服やホラーによるセラピー効果研究を目的に実施展開してきたらしく、得てきた臨床データは「悪夢枕」へ応用されるということなんです。
【音源がガチ中のガチ】
怖ろしいのは、「悪夢枕」に使用される音声。
そのほとんどは独自開発したものですが、一部に関しては、心霊現象発生時に収録された音源となる予定らしいんです。こりゃ確実に、悪夢がみられそうな予感がするぞ……!
【気になる方はツイッターをこまめにチェックしてみて!】
利用したくないような、でも怖いもの見たさでちょっぴり利用してみたくなるような、「悪夢枕」。
現時点における具体的な発売時期および価格については未定ということなので、続報を待つことにいたしましょう~!
参照元:プレスリリース、Twitter @96MA9RA
執筆=田端あんじ (c)Pouch
▼どんな悪夢が見られるんだろ…
https://twitter.com/96MA9RA/status/1084322536823828480
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