SNSが “当たり前にあるもの” となった現代。「SNSがないと生きられない!」という人も、ひょっとしたら少なくないかもしれません。

電子コミック配信サービス「BookLive!コミック」が25歳から34歳の女性227名を対象に行った「SNSに関する意識調査」によると、「友だちのSNSにイラっとした経験がある」と回答した人は57.3%

アラサー女性たちの約半数が、身近な人のSNS投稿によってイライラさせられていたことがわかったんです。

【どんなところにイラっとしたの?】

気になるのは、どのようなところにイラついたのかという点。具体例として挙げられていたのは

「一緒に撮った写真をこちらの了解なく勝手に上げたこと」
「自分の料理だけ撮ればいいのに、人の料理も撮りたがるから、すぐに食べられなくてイライラする」
「ブラックアウトや病んでますアピールをする。かまってちゃん投稿にイラっとする」

といったものでした。たしかにどの行為も、人をイライラさせてしまう理由としては十分すぎるカモ……。

【「匂わせ投稿」に対するイラつき度は特に高め!】

一方で興味深かったのは、「匂わせ投稿にイラっとしたことがある」と回答した人が73.9%もいたことです。

匂わせ投稿とは、コメントには詳細を書かずに、写真の演出のみで “幸せな自分” をアピールするSNS投稿のこと。よく見かける匂わせ投稿のテクニックとして挙げられていたのは

「カフェなどでの相手の食事写り込み」(42.8%)
「ごはん越しのペア食器」(32.6%)
「(男性らしき)手の写り込み」(31.0%)

といったもので、ご覧のとおり異性関連の投稿がほとんど! とはいえ、どれもSNSでひんぱんに目にする投稿ですので、いちいちイラっとしていたら身が持たない気もするような……。

【自分でさらしておいてなぜ隠すのか…】

とかなんとかモヤモヤ考えていたら、「具体的なイラっとエピソード」を発見。

「景色のいい部屋でのペアグラスでの晩酌写真を投稿していたのに、友人からの『彼氏?』というコメントには『ノーコメント♡』と返していたところ」
「自宅の食事写真に2人分が写っている。『彼氏出来たの?』と聞いても何も答えずはぐらかす」
「ゴツい手の写り込みやお洒落なレストランでご馳走していただいた、みたいな明らかな自慢」

これらを読み終わった瞬間、みなさんがイラっとしてしまったことに合点がいった次第です。

異性の存在を自ら匂わせておきながら友人からの質問には答えないというのは、「いやいや、芸能人かよ!!!!!」とツッコまずにはいられません。というか、ここまでしておいて隠し続ける意味が、わたしにはイマイチわからないよ……。

みなさんはこの心理、おわかりになるでしょうか。わかったらぜひ、教えてくださいっ!

参照元:プレスリリース
執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼そのほかのアンケート結果は次のとおり /
Q普段使っているSNS はなんですか?

▼Q友だちのSNSにイラっとした経験はありますか?

▼Q SNSで実際に遭遇したことのあるものはどれですか?