ここ数年、「ため息までかわいくなるキャンディ」や「味のしない?飴」な摩訶不思議な商品を生み出し続けているカンロ。
そんなカンロが、ついに未知の領域へ足を踏み入れてしまったようです。
カンロが新たに手掛けたグミ「空想果実」シリーズのテーマはその名のとおり、空想上の果実。つまりですね、この世に存在しないものを商品化しているんですよ……!!
【「空想果実」シリーズとは】
昨年2023年に誕生した「空想果実」シリーズ。
「世の中には、まだ知られていない “空想のような果実” が存在するという。我々はそれらを総称して『空想果実』と呼んでいるーーー 」
といった架空のストーリーのもと、カンロに空想果実のためのラボや調査隊を設立。空想上の果実の味や食感をグミで表現しているんです。
2024年4月30日には、全国のセブンイレブンで新商品「空想果実 ウチャチャの実」(税込み187円)を発売。ウチャチャの実って……そんなの初耳ですし、全く味の想像がつかないんですけども!!!!!
【なんか怖くなってきた!】
あまりにも気になったので新商品「空想果実 ウチャチャの実」を食べてみることにしました。なお、ウチャチャの実には、次のような特徴があるのだそう。
・サンクトス科ウチャ属の果実
・赤道付近の熱帯雨林に生息
・果皮の上下で手ざわりが異なる&果肉は黄色い
・芳醇な香りと極上の甘さをもつ
・ただし傷みやすく、美味を味わえる期間はわずか23秒間
……念のため再度言及しておきますが、ぜんぶ架空の設定ですからね。さて、それではさっそくいただいてみましょうか!
【なんだこれは】
「空想果実 ウチャチャの実」の形状はさまざまで、まあるいかたちもあれば、細長いかたちもあります。
ひと口めは非常に酸っぱく、モグモグすればするほど、どんどん甘みが増していくーーっ! 柑橘系の爽やかな香りと酸味×マンゴーのような甘みに加えて、後味にバナナっぽい風味も感じられます。
敢えてなにかにたとえるならば「南国のフルーツのような味わい」なのですが、どのフルーツなのかと聞かれても答えられない。まさしく、この世に存在しない果実の味がしました。
驚くべきは、こんなにフルーツの味がするのに、原材料に「果汁」の文字が一切ないこと。いったいどうやって、この絶妙な味わいを実現しているの……?
【次の新商品にも期待せざるを得ない】
酸味×甘味のバランスが絶妙なので、リフレッシュしたいときにもぴったりな「空想果実 ウチャチャの実」。不思議とクセになる味わいなので、リピ買いしちゃうかも。
ちなみに、第1弾として昨年、「空想果実 キラスピカの実」が発売。これは寒地に分布する果実で、神秘的な甘みとやや酸味のある味わいをしており、幻想的なビジュアルをしているんですって……!
カンロの開発者の妄想力がほとばしる「空想果実」シリーズ。次はどんな商品が登場するのか……非常に楽しみですっ!!
参考リンク:空想果実、プレスリリース
執筆・撮影:田端あんじ
Photo:(c)Pouch
▼パッケージ背面には謎の絵も…
コメントをどうぞ