2024年5月1日、開発めざましい大阪のウォーターフロントに新たなホテルが誕生しました。それが天満橋駅から徒歩約5分の立地に建つ「ダブルツリーbyヒルトン大阪城」。
大阪城に最も近いホテルのひとつとして、なんと窓から大阪城を一望できるお部屋があるというんです……!!!
このたびホテルの試泊会に招待いただいたので、東京から参加することに。お部屋や内装、お料理などについて、詳しくレポートします!
【「水の都」をイメージした内装】
複合施設の6階から20階に位置し、全373室の客室をそなえる「ダブルツリーbyヒルトン大阪城」。ダブルツリーbyヒルトンブランドとしては大阪初進出、日本国内では7軒目にオープンしたホテルになるそうです。
6階のロビーに到着すると、まずは粋な内装でお出迎え。なんとフロントのバック一面に、江戸時代の大阪の風景がドーンと掲げられているではないですか……!
大阪といえば、江戸時代は海運業で栄えた土地。当時の大阪と江戸を繋いだ商船「菱垣廻船(ひがきかいせん)」をイメージし、ロビーをはじめとする館内には波やひし形を模したモチーフがいたるところに用いられています。
まるで船で降り立ったかのような気分で、これは旅情が高まるわ……!!!
そして、チェックイン時にさらなる驚きが。フロントの方から手渡されたのは……
\紙袋に入った1枚の温かいチョコチップクッキー/
これは「ダブルツリーby ヒルトン」ブランドが大切にするコンセプト「Feel Good Moments(心地よい時間)」の象徴として、チェックイン時に全宿泊者に配っているものなんですって!
あとでお部屋でいただいたのですが、甘~い香りと味わいに旅の疲れが癒やされました。このクッキー体験はあとあとまで記憶に残りそうです。
【客室から大阪城を一望!】
さて、今回宿泊したのは「キングエグゼクティブルームキャッスルビュー」というお部屋。
17階~20階の高層階に位置する客室で、その名の通り、窓からは大阪城の見事な眺めが広がります。
下から見上げる、天守閣から周囲を見渡すなどは簡単にできますが、「近い目線で大阪城を眺める」という体験はそうそうできるものではありません。それが叶うことがこのお部屋の大きな魅力になっていることは間違いないと感じました。
のどかさを感じる昼間の眺めもよいけれど……。
大阪城がライトアップされた夜の眺めも格別!
日本史の中でも戦国時代がいちばん好きな私にとって、大阪城を眺めながらゆっくり読む歴史小説は最高のひとときでした(※厳密には今の大阪城は徳川2代将軍・秀忠によって築かれたものだそう)。
ただ1点残念だったのが、浴室がシャワーのみだったこと。同じ部屋タイプでもバスタブがある部屋とない部屋があり、予約時に選ぶことができないので、バスタブを重視する方はちょっぴり注意が必要かもしれません。
【ビュッフェで大阪名物を一度に堪能!】
お部屋とともに、料理もホテルステイの楽しみの1つ。夕飯はホテル6階にある「レストラン SEN(千)」でいただきました。
こちらは一面ガラス張りになっていて、大阪城のパノラマビューを眺めながらビュッフェスタイルや、アラカルトの料理を楽しめます。
ローストビーフなどのホテルらしいメニューが並ぶいっぽうで、ユニークなのが屋台を模したコーナーがあるところ!
その場で焼いてもらえる「たこ焼き」や自分でソースを選んでかける「串カツ」など、なんとも大阪らしいメニューでもてなしてくれます。
中でも、かすうどん大好きな私の目に留まったのが「かすうどんのトムヤムクン風」。
ライブキッチンでシェフが作ってくれたうどんに、自分でパクチーや「かす」を自由にトッピングできるんです。
たこ焼きに串カツ、かすうどん……と一度に大阪名物を味わえるなんて嬉しすぎる!!! 「おもろい」×「風情」が同居した、大阪らしさを色濃く味わえるひとときを堪能できました。
【大阪観光の拠点に♪】
1泊してみて、快適さと気取らないアットホームな雰囲気のバランスが絶妙に感じられた「ダブルツリーbyヒルトン大阪城」。大阪駅まで車で約10分という立地のよさも含め、今後長く愛されていくホテルになるだろうという期待が持てました。
特に、窓から見る大阪城の眺めや「水の都」をイメージした内装などはこのホテルにしかない魅力! きっと皆さんも思い出に残るステイ体験ができることと思います。
予約はホテル公式サイトなどから受付中。大阪観光や来年開催の「EXPO 2025」の拠点としてもおすすめです♪
■ダブルツリーbyヒルトン大阪城
住所: 大阪府大阪市中央区大手前1丁目1番1号
参考リンク:ダブルツリーbyヒルトン大阪城
撮影・執筆:鷺ノ宮やよい
Photo:(c)Pouch
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