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英「ロイター」の報道によれば、先日、英医学誌「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル」クリスマス特別号の掲載論文により、手術に携わるスタッフの約80%が「手術室で音楽が流れると効率が高まる」と答えていることが判明。話題になっているみたい。

「コミュニケーションが円滑になる」「ストレスが軽減される」などが主な理由なのだそうで、特に人気が高かったのは、ビージーズ「ステイン・アライブ」(サタデーナイト・フィーバーの曲ですね)に、シャーデー「スムース・オペレーター」。ピンク・フロイド「コンフォタブリー・ナム」、さらにはワムの「ウキウキ・ウェイク・ミー・アップ」など。

一方で、「聴きたくない曲」として挙げられたのが、R.E.M「エブリバディ・ハーツ」、そしてクイーン「地獄へ道づれ」でした。

というわけで、本日は「手術室で聴きたくない曲」に注目しまして、「こんな手術BGMはイヤだ!」楽曲セレクションを記者(私)が勝手に考えてみたよ!(もしも自分が患者の立場だったなら……をご想像しながらお読みくださいませ)

【クラシック編】

1. 「剣の舞」/ハチャトゥリヤン
運動会などでおなじみの1曲。想像するに、忙しなくておちおち寝ていられませんね。ちなみにこの曲をスーパーや飲食店でかけると、客の動きが自ずと早くなって回転率が上がるのだそう。コレ、記者がその昔バラエティー番組で得た豆知識なのですが、この法則でいくと、手術が早く終わるかも!?

2. 「グノシエンヌ 第1番」/サティ
ドラマなど、テレビでもよく使用されている楽曲。どことなく不穏な旋律を聴いていると、どんどんどんどん不安な心持ちになっていくので、少しでも安心したい状況では聴きたくない、かなぁ……。

3. 「イングリッシュ・カントリー・チューンズ」/マイケル・フィニスィー
とにかく難解。展開も色々と唐突すぎて、全く安心できません。そして怖いです。聴けばわかります。

【邦楽編】

1. 「遺書」/Cocco
タイトルからして、嫌でしょ。(もちろん楽曲としては秀逸でございます)

2. 「X」/X JAPAN
だって、執刀医が途中でXジャンプしそうで怖いんだもん。

3. 「蝋人形の館」/聖飢魔II
「お前も蝋人形にしてやろうか!!」い、いやぁぁぁ~~~!!!!!

【洋楽編】

1. 「天国への階段」/レッド・ツェッぺリン
完全にタイトルで選びました。

2. 「バッテリー」/メタリカ
とにかく速い。

3. 「The Trooper」/アイアン・メイデン
疾走感すごい。

4.「ペインキラー」/ジューダス・プリースト
「指どうなってんの!?」ってくらいに速い。で、声も高い。

いかがでしたか? 最後はメタル推しになってしまいましたが、曲を聴いていただければわかっていただけると思っております。

BPM速すぎる曲や不安感を煽る曲、そして縁起がいいとはいえないタイトルや歌詞を持つ曲。わかってはいたけれど、こういったものは総じて、手術には合わない。いや、合うわけないわ!

参照元:Reuters YouTube など
画像:ぱくたそ
執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼「剣の舞」/ハチャトゥリヤン

▼ 「グノシエンヌ 第1番」/サティ

▼「イングリッシュ・カントリー・チューンズ」/マイケル・フィニスィー

▼「X」/X JAPAN

▼ 「蝋人形の館」/聖飢魔II

▼「天国への階段」/レッド・ツェッぺリン

▼「バッテリー」/メタリカ

▼「The Trooper」/アイアン・メイデン

▼「ペインキラー」/ジューダス・プリースト