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子守唄。そう聴いてまず頭に思い浮かべるのは、優しく柔らかな、癒しのメロディー。

でもね、本日ご紹介する子守唄アルバムは、癒しというより、もはや “ホラー” 。聴いているとどんどん不安になってきて、最終的には気持ちがズーーーンと重くなってしまう、色々な意味で稀有な作品なのですよ。

【レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンをフィーチャーした子守唄……!?】

さまざまなロックアーティストの楽曲を子守唄風にアレンジ、175以上ものタイトルをリリースしている「Twinkle Twinkle Little Rock Star」シリーズ。その新作にフィーチャーされたアーティストは、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン(以下、レイジ)です。

【とにかく怖い、怖すぎる】

「レッド・ツェッペリンとパブリック・エナミーの融合」と呼ばれる、特徴的なミクスチャーサウンド、鋭い政治的メッセージが印象的な彼ら。その代表作である「Killing in the Name」の子守唄バージョンを、現在動画サイトYouTubeにてフル視聴することができるのですが……なにこれめっちゃ怖い!! 子守唄なのに、全く落ち着かないんですけど!?

【原曲の面影も、あまり感じられないよぉ……】

痺れるほどにクールなベース音で始まる原曲の面影は、ほぼなし。 “言われなければそれと気がつかない” レベルで、レイジファンとしてはなんというか、複雑な気持ちにならざるを得ませんね……。

【ロック好きにはたまらない顔ぶれがずらり】

同楽曲が収録された全6曲入り「Lullaby Versions Of Rage Against The Machine」は、iTunesおよびAmazonにてダウンロード発売中。なおこのシリーズには、レッチリことレッド・ホット・チリペッパーズにナイン・インチ・ネイルズ、メタリカにコーン(Korn)。スリップノットにグリーン・デイなどなど、錚々たるアーティストによる楽曲の “子守唄風” が取りそろえられております。

【エミネムバージョンの子守唄アルバムもありました】

また同じく、かつて発売された“子守唄風”アルバム「Baby Love Lullaby」では、米ヒップホップアーティスト、エミネムのヒット作子守唄バージョンを楽しむことができる模様。

【こっちも全ッ然落ち着かないーーー!!】

こちらに収録されている楽曲もまた、そこはかとなく不気味。彼の主演映画「8 Mile」の主題歌として日本でも話題になった楽曲「Lose Yourself」なんて、仮にマッサージ店で流れたとしたら即刻帰りたくなるほど、不穏な空気に満ちています。

ちなみに同曲は動画サイトYouTubeで聴くことができますので、ぜひ聴いてみてね。こちらもレイジバージョンに負けず劣らず、超、怖いから。

参照元: Twinkle Twinkle Little Rock Star YouTube YouTube
執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼なにはともあれ、子守唄風レイジ「Killing in the Name」をお聴きください

▼そして原曲との違いに、愕然としてください……

▼エミネムの子守唄バージョンも怖い

▼印象、全く異なりますよねぇ