sonoko0511の初企画モノがスタートしました! その名も「気になるあの女子」。世の中で目立ち始めている、どんな人なんだろうと知りたくなる、そんな一般女子をピックアップしてインタビューしちゃう企画です。
記念すべきVol.1は、占星術師のアイビー茜さん(24)。現在は渋谷界隈のカフェを中心に、時折渋谷パルコB1占いセンターで臨時占い師としても活動。宿曜経、西洋占星術、タロットカードの三つが出来る占い師。特に宿曜経は、生まれたときの月の位置で人間関係の相性を見る方法で、茜さんの専門! お客さんの多い日には1日で14人も鑑定するなど(!)人気の美人占い師に密着取材してきました!
sonoko0511(以下:S)「占い師になろうと思ったきっかけは? 昔から占いに興味のある子どもだったんですか?」
アイビー茜(以下:A)「小2の頃タロットカードが欲しいなと思って、誕生日に買ってもらいました。それ以降占いは、自分にとってあたりまえのものになっていました。占いは独学でやってきました。正式に占い師を職業にすることになったのは、3ヶ月前くらいです。それまで勤めていた会社を辞めるときに、5人の人に相談したんですけど、その5人全員から『占い師になれば』と言われたんです。占いは好きで勉強もしていたけど、職業にするというのは盲点でしたね(笑)。あたりまえ過ぎて気付かなかった(笑)」
S「それにしても独学ってスゴい! 今はフリーランスですよね。どんな感じで働いていますか? 時間とか料金も教えて下さい」
A「そう、今はフリーの占い師をやってて、基本的に渋谷の宇田川町で鑑定をやってます。30分で3,500円(50分だと5,000円)。本当は1日に5人鑑定するのでちょうどイイ(笑)。最高で1日14人を鑑定したことがありますが、結構体力を使いました(笑)」
S「1日のスケジュール(オン&オフ)は?」
A「3種類あって、まず超仕事モードの日は9:00起床、12:00〜20:00くらいまで渋谷パルコか池袋パルコの占いブースでお仕事。ちょい仕事モードの日は、12:00起床、鑑定依頼が入ると、17:00頃から宇田川町へ行って鑑定。21:00頃から飲みに行ったり、飲み兼打ち合わせに向かいます。夜中に帰宅して書き物をしたり、半身浴をしたりして、寝るのは5:00。完全オフの日は15:00頃起床してヨガ。18:00頃から人に会うためお出かけ。こんな感じで自由に生活してます」
S「お仕事アイテムがあれば見せてー!」
A「iPadは必需品です。ホロスコープというアプリを入れています。アプリはたくさん入れていて、「ホロスコープアプリを何種類か入れています。スムーズなのでお客様を待たせずに済むのが利点です。占いって暗いところでやるもの、というイメージがこれまで強かったと思います。今でもそのイメージは崩れていないと思うし。私はそのイメージを変えていきたくて。そういう意味もあって、カフェなどで鑑定をするようにしています。iPadを使うのも同じようなことで、iPadを使う占い師なんて珍しいですよね(笑)。それだけで覚えてもらうこともできるし、占いをより身近に感じてもらえる気がします」
※ホロスコープ=(horoscope、チャート)は占星術における各個人を占うための天体の配置図。惑星、黄道十二宮、十二室、角度の4つの要素で構成される。
S「好きな言葉は?」
A「ありきたりですけど『NO PAIN NO GAIN』とチャップリンの『人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見れば喜劇である』。私はこれまで何かを失う度に、何か別の大きなものを手に入れてきました。失意の中にもわくわくがあったというか。フリーの占い師になるまで、デザイナーとしてコスメの会社で働いてたんですが、諸事情によって辞めることになって。そのときも『ああー』と堕ちたけど、何か新しいことが始まるというわくわくが共にありました」
S 「自分の好きなところと嫌いなところは?」
A「好きなのはハイパー前向きなところと、周りの人に恵まれているところ。嫌いなのは極端なところ、思い込みが激しいところ、深読みし過ぎるところです。職業柄、基本的に占いに絡めたがるんです(笑)」
S「作業BGMは? アーティスト名でも何でも」
A「『The Chemical Brothers』、『DIGITALISM』、『Nujabes』など。全く音楽をかけないこともあります。クリスタルボールのやティンシャの音などは眠る前に聴くと、安眠できます」
※クリスタルボール=水晶でできた楽器。心の浄化をしたり、睡眠障害の解消、リラックス効果が非常に高いとされている。
※ティンシャ=チベットの密教法具の1つで、振動音により心を安定させ、心に落ち着いた状態をもたらすといわれる。
S「普段昼間でも刺激的なツイートが多いですけど(笑)、上手く恋愛する方法語ってもらってもイイですか? なんだか恋愛スペシャリストな感じがするので…!」
A「はい(笑)。心が頑なではなくて、自然体であることが大事かと。にこやかでいましょう。私は『エロそう』と言われることがよくあります。隙があるんだと思うんです。女の子側に必死感ががあるとダメなんですね、オトコの人は。間口が広そうに見えて実は狭いです。絞るのは後でイイ。世の中の女の子を見ていて思うのは、間口を狭めてる子が多いなーと。まずは間口を広くすべき。『チャンスに恵まれない』とか『出会いがない』と言っている子が多いですが、全然そんなことはないと思ってます。間口さえ広めれば。あとは『秘密がありそう』ともよく言われます。ミステリアスに見られるらしく。女の子は秘密を持っていた方が良いですよ。また『私、人見知りなんです』という子は自分で可能性を狭めているので赤信号!20代後半に差しかかってまで自分から気になる人にアプローチ出来ないと、損するのはあなた自身。欲しいものを「欲しい!」と素直にいえた人が幸せになってます。男の子もそうですが、そんなことを言う間があれば、人見知りを直しましょう。でないと恋のスタート地点にすら立てない」
S「駄目オトコとそうでないオトコとの見分け方は?」
A「駄目オトコの典型は、お金で女の子の心が買えると思っている人。そういうオトコは一緒にいてもつまらない。いいオトコは、自分の弱点を素直に認められる人。そして意地を張らない人。恋愛は相手の本質を好きになること、本質で惹かれ合うことが重要。私の占いは『お互いの本質を見ましょうね』という占いです」
S「どうすればイイ恋ができますか?」
A「『こうじゃないと自分じゃない』と思い込んでいる人は、丸裸の自分で勝負できてない人。くだらないこだわりは捨てた方がイイ。そのままの自分の姿で人と向き合わないといけない。自分のことをよく知ることが、いい恋愛をするのに結び付くと思っています。私が心がけているのは、常に新しい人と会うこと。同じようなコミュニティ、同じようなメンバーの中でつるんでいると、自分の概念が決まってしまいます。固定化してしまうんですね。そういう意味でもコミュニティをたくさん持つことは大切。また、悩みの根源に立ち向かっていく姿勢を持っておきたいですね。女の子は自分を壊してくれるオトコを求めがちなのですが、むしろ壊せる女のほうが魅力的だということを覚えておくと良いかと」
S「全然話が変わるのですが、どうしてそんなに肌がキレイなんですか?」
A「心がけていることがいくつかあるからかも。甘いものを食べないんです。甘いものより辛いものの方が好きで。ジュースや炭酸も飲まないですし、キレイな水しか飲みません。お酒の量も昔より減りました」
S「最後に、今思うことを」
A「女の人を元気にしたいと思ってます。30代の女性が占いに来てくれることが多いです。収入を得てる人たちですね。権力、こだわりを捨てられなくて、幸せになれない人がわりと多いです。親との癒着が強過ぎる人も幸せにはなれません。自分で考えることをしないと駄目」
ありがとうございました! ここには書ききれないくらい深いお話をしていただきました。近々アイビー茜×sonoko0511で、プロジェクトを始動させる予定であります。2人とも「女子を元気にしたい・勇気付けたい」という気持ちが共通としてあるので、お楽しみに!
アイビー茜、87年生まれ、占星術師。宿曜経を専門とし、西洋占星術、タロットカードもできる。直近の活動としては、7/28(木)に代官山AirでDJ YUMMYさんの主催する「DONUTZ 2nd anniv!!!」内占いブースに出演。クラブで鑑定をしてもらうなんて新し過ぎます! 普段の占い予約などはブログやtwitterからチェック!
(ライター=sonoko0511)
コメントをどうぞ