猫はいつもソファーの上で寝たり、ネズミを追いかけたりしているわけではありません。たまには人間の遊びもするのです。そんな猫の可愛い様子をとらえた「Cats Playing Patty-cake, what they were saying…」というタイトルの動画が現在Youtubeで話題となっており、その再生回数はなんと1100万回を超えています。

ここに映っている猫たちは、日本の『アルプス一万尺』に似た『Pat-a-Cake』(「ぺたぺたこねてパンつくろう」という意味)という英語圏で昔から親しまれている手遊びをしており、それを見ているだけでついつい笑顔になってしまいます。

しかしこのビデオの面白いところは、それだけではありません。なんとこの猫たち、しゃべるのです! というのは嘘で、もともと他の人がアップしていた『Cute Cats playing Patty Cake!』という動画に言葉をあてて、いかにも猫たちが会話しているかのように作っているのです。

その会話が上手く猫たちの動きにマッチしており、なんとも面白い! ということで、その猫たちの会話は次の通り。

ネコたち『Pat-a-Cake』を失敗して……

手前の猫「おい、お前急にやめたろ」
奥の猫「お前が動きを間違えたからだろ」
手前「間違えてないよ」
奥「お前が遊び方を知らないなら、もうやらない」
手前「おい、ちょっと待て!(カメラに気付く)」
奥「誰だ、あいつ」
手前「俺たちを盗撮してる変人じゃね?」
奥「よっ、変人!」

また『Pat-a-Cake』を始める
手前「イタッ!ひっかくなよ」
奥「大丈夫かい、ベイビー!」
手前「ベイビーって呼ぶな」
奥「ベイビー」
手前「ベイビーって呼ぶなって言ってんだろ!(奥の猫の額にパンチする)」
奥「おい、何するんだよ」
手前「仕返しだよ(そして、また殴る)」
奥「やめろ!叩くなら、もうしないぞ」
手前「分かったよ。もう一回しよう」

また『Pat-a-Cake』を始める
手前「お前、また途中でやめたろ(相手の額にかみつく)」
奥「おい、おい、おい!やめろ!もう絶対やらねえ。終わりだ、終わり」
手前「もう一回やるぞ!」
奥「もう終わりだって言ってんだろ。カメラも止めろ!」
手前「Pat-a-Cakeやるぞ!Pat-a-Cake、Pat-a-Cake!」

いかがでしたでしょうか? きっと彼らの可愛さと面白さに夢中になったことではないでしょうか? こんなふうに猫たちが普段会話していることを想像すると、道端で出会う猫たちがもっと愛おしく見えてきます。
(文=パン太)

参照元:.youtube.com(http://bit.ly/efmi7m), youtube(http://bit.ly/cnL9rp

▼こちらが通常の『Pat-a-Cake』

▼そしてこれが今話題の猫2匹