なかなかイイ写真が撮れないとお悩みのカメラ女子に、とっておきの撮影方法をご紹介します。その名も通称「三分割法(さんぶんかつほう)」。この法則にそって撮影すれば、バランスのとれたイイ構図の写真が撮れちゃうのです!

やり方はメチャクチャ簡単。まずは画面を9分割するようにイメージしてみてください。等間隔の水平線が2本、垂直線も2本、合計4本の線があると仮定して、被写体にカメラを向けます。ちなみにiPhoneのカメラだったら、オプションの「グリッド」をONにしておけば三分割線が表示されます。


そして、主役である被写体を4本の線が交わる点、すなわち「交点(力点)」に配置します。たったそれだけです。交点は4つあるので、いろいろ試して「ここだ!」という構図でシャッターを切る! それだけです。たったそれだけなのです。

人物写真を撮るときは、垂直の線に人物を配置。人物の目のラインを水平の線に合わせるように撮影すると、バランスの良い写真が撮れるといいます。ちなみに被写体を画面中央に持ってくる構図を、通称「日の丸構図」といいます。


もちろん、この法則をガチガチに守る必要はありませんし、この法則を無視して撮影したほうが良い写真が撮れたりもします。しかしながら、写真だけではなく絵画などでも古くから活用されている定石なので、チャンスがあればレッツトライです!

(文=長州ちなみ / 写真提供=@mamiyak46)