お花の季節と言えば春。ですが、秋に見ごろを迎える花もたくさんあります。たとえば、「花の女王・バラ」。

バラは春にも咲きますが、秋のバラはまた格別。秋の方が色が鮮やかで香りも強いと言われているくらいです。以前、ポーチでもご紹介しましたが、バラの香りには肌のターンオーバーを促進させる成分が含まれると研究でわかっています。

これは、乙女力をチャージせねばなるまいっ! 都内随一の乙女公園「旧古河庭園」に行ってきました。10月下旬に訪れたバラ園は最盛期を迎えようとしていました!

旧古河庭園の洋館および洋風庭園は、鹿鳴館やニコライ堂を設計したジョサイア・コンドルの設計によるものです。お屋敷の前と、階段を降りたところにあるバラ園は様々な種類のバラを楽しむことができます。



秋のバラはほんと色鮮やか! 春とは違ってどこか艶っぽい感じさえします。



東京都指定文化財 、及び国の名勝に指定されている庭園。そのなかにたたずむ洋館は見学も可能。基本的に事前予約制です。10日以上前に往復はがきで申し込む必要があるので、ちょっと手間。興味はあるけど行ったことのない人も多いのではないでしょうか? あまり知られていませんが、空きがあれば当日飛び入り参加もOKだそう。空きがあればラッキー☆

私が行った日は、たまたま空きがあったので見学したのですが、1F部分はおとぎ話のお城のよう。調度品もかなりこだわっており、女の子なら一度は住んでみたいと思うデザインです。

ですが、2Fにあがると畳敷きの居間た仏間(!)が! どこからどう見てもおとぎ話のお城のような外観なのに、純和風なお部屋があるなんて信じられますか? 



西洋建築と日本建築の融合の傑作に感動すること間違いなし、これは一見の価値ありです。

また洋館の一部を喫茶室として開放しています。1Fの応接室、家族用の小食堂とパーティが行われたという大食堂でお茶を楽しむことができますよ。紅茶630円、コーヒー840円とお値段もちょーっと強気のセレブ価格ですが、素敵な庭園を眺めながらのティータイムはまた格別。お姫様気分になれますよ。

うん、とりあえず次のバラの季節までの乙女力はチャージできたぞ!

なお、旧古河庭園では28日(日)まで『秋のバラフェスティバル』を開催中。イベントは10月28日で終了ですが、バラの見ごろは11月下旬頃まで続きます。まだまだ楽しめますよ☆ お天気のいい日を狙って秋のお花見にお出かけされてはどうでしょうか?

(写真、文=おおさか もぐみ)

参考リンク:東京都公園協会(http://goo.gl/RtHQE