首都圏を中心に多様な飲食店を展開する株式会社ワンダーテーブルは今月8日、新宿東口にタイ料理レストランの「エラワン」をリニューアルオープンさせました。
「新宿で働く女性が主なターゲットです」と語る広報の竹原真理子さん。店内は細かな茶器に至るまで高級感漂うアジアンテイストで統一され、コンセプトどおり女性受けの良さそうな印象です。
それでは、約20種類のタイ料理が楽しめるというランチビュッフェ初日の様子をお届けします!
記者は開店時間の11:30過ぎに来店しましたが、すでに6割ほどの席が埋まっていました。ざっと見たところ、やはり同店のターゲットである女性が多いですが、おひとりさまの男性もちらほら。年齢層は下は20代から上は70代くらいの方まで、と幅広かったです。
【ポイント1】辛さは抑えめのものからガツンと効かせたものまで!
ズラリと並んだ色鮮やかな料理はすべてタイ人シェフによるもので、日本人の舌を考慮した上で本場の味を再現しているということ。
いやぁ本当にカラフルな料理が多いので、見ているだけでワクワクしちゃいます! 仮に和食のイメージカラーが「茶」や「白」だとすると、タイ料理は「赤」と「緑」の元気カラーといったところでしょうか。
さて、まずは酸味が効いた春雨サラダの「ヤムウンセン」に注目。同店のものは記者の記憶にあるものより唐辛子が控えめでしたが、逆に何度でもおかわりしたくなる1品。
一方、個人的に最も辛く感じた料理はタケノコがたっぷり入った「グリーンカレー」。見た目は鮮やかな苗色(なえいろ)をしていますが、実はピリピリとした辛さを含んでおり、食べ進めると額にじんわりと汗がにじんでくるんですねぇ。といっても痛さを感じるほどではないのでご安心を。
【ポイント2】ツボを押さえたメニュー構成
「タイ料理といえば」と言われて挙げられるであろうメニューのトップ5がきっちり押さえてあります。先の「グリーンカレー」や「ヤムウンセン」はもちろん「トムヤムクン」・「生春巻き」・「ガパオ」などは王道ですよね。これらの有名どころに加え、「野菜炒め」・「チャーハン」・「焼きそば」をタイ風にアレンジしたオリジナル料理もズラリ。
【ポイント3】野菜の多さに感動
ほとんどの料理に野菜がふんだんに使われている点が好印象です。さすが、女性客がターゲットということだけあります。和食もヘルシーといわれますが、こう見てみるとタイ料理も非常にヘルシーですね。ということで、同店のビュッフェなら、伸ばした手を引っ込める必要はありませんよー!
最後になりますが、店員の方々の気持ち良い接客にも非常に良い印象を受けました。飲食店の評価というのは、往々にして「料理」と「接客」の総合点で決まる部分が多いと思いますが、この日訪れていたお客さん方の反応を見ると、今後リピーターは着実に増えていくように思います。
本格派タイ料理ビュッフェ、おすすめです。
【エラワン 新宿東口店】
住所:東京都新宿区新宿3-28-10 ヒューマックスパビリオン4F
電話:03-3359-3814
営業:月〜日 11:30〜16:00(L.O.15:00)
月〜金 17:30〜23:00(L.O.22:00)
土日祝 17:00〜23:00(L.O.22:00)
※ランチビュッフェ1200円(税別)
取材協力:エラワン
取材・撮影・執筆=井上こん(c)Pouch
▼「生春巻き」。見た目も鮮やかで可愛い!
▼かなり酸味の効いた「トムヤムクン」。ご飯を入れるのもアリ
▼箸休めの野菜も好きなだけ! (奥はナス)
▼「ガパオ」。ご飯に乗せて「ガパオ丼」にするのもおすすめ
▼ヒーハーしたあとにはプチケーキや
▼タピオカ入り杏仁豆腐も
▼色々乗せるとこんな感じ
▼「ジンジャーピーチティー」はさっぱり系。口内の脂や唐辛子を洗い流してくれる
▼東南アジアの高級ホテルを思わせる装飾品の数々に
▼ここが新宿であるのを忘れかけます
▼階段を上がった半個室はグループでどうぞ
▼赤と黒を基調とした内装。ね、初日から盛況です
▼テラスは16時~利用可能。ティータイムにいいかも。以上、「エラワン」でした!
コメントをどうぞ