ゆるキャラ『テバサキーング』の動画がいろいろおかしいことでも話題を呼んだ手羽先の一大イベント、「第1回手羽先サミット2014」に行ってまいりましたよ!
ここで「手羽先」とはなんぞや、という人のためにちょっと説明。手羽先とは、鶏の羽の先っぽのあたりを素揚げや唐揚げにしたもので、東海地方のソウルフードです。なお、東京など、手羽先文化のない地方にも「世界の山ちゃん」というお店が進出して、同店流の手羽先を紹介しています。
開催日は、6月7日(土)・8日(日)。両日合わせて3万人もの手羽先ファンが名古屋の金山駅南口に詰めかけました。予測を1万人も上回る盛況ぶりだったようです。
今回出店した手羽先店は、地元名古屋をはじめとして、大阪、九州など20店舗。手羽先は1本100円から。100円だったら、いろんなお店の手羽先を5本食べ比べて、ビール1杯飲んで1000円ですよぉ~!
名古屋で手羽先の話題をすると、「世界の山ちゃん派(コショウがきいていてスパイシー)vs風来坊派(甘めでコッテリ)」という二択限定になるもの。手羽先をちょっとずつ食べ比べる機会なんかないものね。ここでお気に入りを見つければ、選択肢が増えること間違いなし!
■ 記者も手羽先を食べ比べてみたよ!
早速記者も、ビールのアテをゲットしに参りましたよ! たくさん味見したかったので、100円の『手羽一郎』、『つばさや』、『やぶや』、『新時代』、『栄太郎』を1本ずつ、200円の『からあげナックル』から激辛味を1本、計6本をゲット。
ゴマあり、ゴマなし、素揚げ、衣つき……見た目も色も味も、それぞれ全部違います。濃い甘ダレのつばさや、カレー味のやぶや、さっぱりめの新時代、スパイシーな栄太郎。
記者のイチオシは、大阪の『手羽一郎』。カリカリの衣がついていて、ビールにめっちゃ合うんだぜこれが!
■ 手羽先の正しい食べ方をマスターしよう!
ところで皆さん、手羽先には正しい食べ方があるのをご存知ですか?
まずは、『く』の字になっている手羽先の関節を、パキンと折ってしまいましょう。
太いほうの端を持って、折った関節部分からカブりつきます。
身を歯で挟んで引っ張ると……
骨だけすっぽり抜けるというわけ!
身だけを贅沢に食べまくるなら、ここで次の1本を。 ナンコツも食べたい! 細かい身をチマチマほじくりたい! って方はここからさらに解体を。いろんな楽しみ方で手羽先をお楽しみください。
■ 第1回手羽先グランプリを受賞したのは、宮崎県の『手羽先番長』
サミット終了後、3万人の投票結果が発表されました。その結果……
☆第1回「手羽先グランプリ」並びに 金賞受賞
・宮崎県 手羽先番長
☆金賞
・愛知県 世界の山ちゃん
・愛知県 サガミ
☆金山みなみ賞
・福岡県 九州名物 とめ手羽
なんと、手羽先の聖地名古屋で、宮崎県がグランプリをとっちゃった!
金山みなみ賞を受賞した福岡県の『九州名物 とめ手羽』は、会場直後から長蛇の列でした。長いときでは2時間待ちだったそう……すごい。
ランク外ではありますが、1本500円というブルジョワ手羽先『天使の大手羽』を提供した『九州地鶏 黒豚 いちぶん』さんでは、初日、用意した手羽先650本が2時間で完売という盛況っぷり! こちらは、手羽先のみならず『手羽元』までついているという、ゴージャスなものでした。人間でいうと、腕1本分よ!
タレにつけてから揚げる派、揚げてからタレにつける派、揚げずに焼く派。たかが手羽先、されど手羽先。こんなにバラエティに富んでいたんですねぇ。
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手羽先サミットは今回が初めての開催。ぜひぜひ来年も開催してほしいものですねっ。目指すは全店舗制覇だー!
参照元=手羽先サミット2014
取材・撮影・執筆=綾部 綾 (c)Pouch
▼ 河村市長もご来場。
▼ 名古屋女子二人組の肩には、なんとフェルトで作った手作りのテバサキーングのお人形が!
▼ 製作時間は2日間だったそう。
▼ 手羽先……って、君たちタイヤキじゃん!
▼ ごちそうさん!
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