世界各地にあるマクドナルド。おなじみのハンバーガーチェーンですが、その国ならではの限定メニューがあったりして楽しいですよね。

実は台湾のマクドナルド・麥當勞(マイダンラオ)の主要商品はもちろんハンバーガーですが、フライドチキンメニューが充実しています。

甘辛いものからスパイシーなものまで種類豊富で、ここってチキン屋さんでしたっけ?と思ってしまうほど。

今回は2020年9月から発売されたの韓国風フライドチキンを含め、3種類のチキンを食べ比べてみました

ハンバーガー店のチキンの味はいかに⁉︎

【メインやサイドメニューにフライドチキンを】

今回紹介する台湾マクドナルドのチキンメニューは

ロースト手羽先「酥嫩鷄翅(スーネンジーチー)」
フライド手羽先「勁辣香鷄翅(ジンラーチャンジーチー)」
韓国風フライドチキン「韓風炸鷄腿(ハンフォンジャージートゥイ)」

の3種類。

【ちょっとつまみたい時におすすめの手羽先2種】

まずは定番メニューの手羽先2種類を。どちらも2個セットのものを注文しています。まずはシンプルなロースト手羽先「酥嫩鷄翅(スーネンジーチー)」から実食。

表面はパリッとローストされていて、小さいながらも肉厚でやわらかく、ジューシーです。オーソドックスなチキンという感じで、ちょっとつまむのにぴったり。

そして、スパイシーなフライド手羽先「勁辣香鷄翅(ジンラーチャンジーチー)」は、皮が厚めでさくっとしています。こちらはケンタッキーのチキンのように、何種類もの香辛料で味付けされた衣がついていて、食べすすめるうちに辛味がどっと飛び込んできます。

お肉のジューシーさも相まって、食べる手が止まらなくなります。

【韓国風フライドチキンの甘辛いタレがたまらない】

そして最後に限定メニューの韓国風フライドチキン「韓風炸鷄腿(ハンフォンジャージートゥイ)」を実食! ずっしりと重さを感じる骨付き鶏もも肉のチキンには、とろみのある真っ赤なタレがたっぷりとかかっています。

ひとくちいただいてみると、まずはピリッとした辛さを感じます。とろーりとしたコチュジャンのようなチリソースのような、絶妙な甘辛加減のソースがたまらない……!

お肉の部分はジューシーで厚みがあり、食べ応えがあります。先にローストしてから揚げられているため、肉汁が中にぎゅっとつまっているんです。

しかし、見た目に反して、韓国風フライドチキンよりフライド手羽先のほうがスパイシーさは強めでした!

【コスパはイマイチだけど、味はおいしい♪】

台湾マクドナルドのフライドチキンは、KFCほど本格的ではないもののじゅうぶんおいしかったです。

ただ価格は、韓国風フライドチキンが1個65元(約240円)、手羽先はそれぞれ2個セットで49元(約180円)と安くはないので、コスパはイマイチかもしれません。

でも、店舗数の多いマクドナルドでハンバーガーだけじゃなくフライドチキンも味わえちゃうのは、活用方法が広がっていいかも♪

ちょっと小腹がすいた時にマクドナルドに寄って、フライドチキンとドリンクのセットを注文するのもありだなぁと思いました。

台湾に訪れたときにはぜひチェックしてみてくださいね。

参考:McDonald’s Taiwan(麥當勞)
撮影・執筆:Yui Imai
Photo:(c)Pouch