広がる緑、澄んだ空気に海と山! 東京からも近い! ……それが、私・川澄を生んだ大地、茨城県なのでありますっ!!
そんな茨城愛溢れる今日この頃、10月7日に茨城新聞からショッキングなニュースが飛び込んできました……「『地域ブランド調査』結果が6日発表され、本県は都道府県の魅力度ランキングで、2年連続の最下位となった」そうです……にににっ、2年連続……。
【茨城県はそれなりにがんばってPRをしていたはずなのだが!!】
昨年の「まさかの最下位」という結果を受けて、茨城県は超自虐的なキャンペーンサイトまで作成していました。
「なめんなよ、いばらき県」(略して「なめいば」)というスローガンと共に、茨城県出身のピース・綾部祐二さん(古河市出身)と渡辺直美さん(石岡市出身)を大胆に起用。まさに捨て身のPRをしてきました。
茨城県の魅力が存分に詰まった2013年のポスター。ポップで明るいデザインだ!!
【記者は見た! 茨城県民のさまざまなリアクション】
連絡のとれそうな茨城県在住、または出身のみなさんに片っ端から一言いただいてきました。
・ひたすらヘコむ県民たち
「かなしい……ショック……(絶句)」(61歳・川澄の母・女性)
「なんでなんだろうなあ……地理はいいんだけどなあ……(ブツブツ)」(65歳・川澄の父・男性)
「『最下位がどんなところか見に来てください!』の一言に尽きます…(´ω`)」(22歳・OL・女性)
なんだか、みんなそれなりにショックを受けている様子です。
・冷静に考察してみる県民たち
「茨城は謙虚でシャイな街ネバだから、まだみんなに魅力が伝わってないだけネバねぇ。ねば〜る君ががんばって茨城の魅力を全国に伝えるネバよぉ」(年齢不詳・茨城県非公認ゆるキャラ『ねば〜る君』・納豆の妖精)
「よく言えば謙虚、悪く言えば内向きな県民性、これが根本的原因。茨城の紅葉を見に来てほしい!」(32歳・音楽家・男性)
うーん、茨城のみんな、謙虚でシャイなだけネバよねぇ……。
・やたらポジティブな県民たち
「最下位は逆にオイシいポイントだっぺ!! 時間がゆっくり流れてるところと、何もないのが魅力だと思う」(29歳・サラリーマン・男性)
逆に「ネタになる」「PRしやすい」という意見は、ネットでも多く見かけました。
「最下位ってことはある意味1位! このまま目立って、最終的にはベスト1位になりましょう! がんばっぺ茨城! 茨城愛!!」(27歳・茨城弁漫才コンビ『すいたんすいこう』・スズケン)
「遠くのハンバーグより 近くの納豆!」(33歳・茨城弁漫才コンビ『すいたんすいこう』・くろちゃん)
……みんな、メンタルが強い! なぜだっ、なぜなんだっ……!?(頭を抱え、考え込む記者)
・強靭メンタルの謎は食卓にあるのでは!?
「れんこん、白菜、ピーマン、青梗菜、レタス、エシャロット、水菜、卵……いろんな食べ物の出荷高、生産高が日本一(または第2位)で、全国の食卓を支え続ける茨城県はスゲーかんねっ!!」(29歳・音楽家・女性)
実は、こーんなにいろんな食べ物を作ってるんですねぇ〜。……ん? 「食卓」といえば……? おおお、ひらめいたぞ。
謎は、すべて解けたっ! 納豆を食べて育つから、茨城県民のメンタルは、粘り強かったんだっ!! (指を「ビシーッ!!」と伸ばして名探偵のキメポーズをする記者に、ドン引きする読者の顔を今、想像しています……)
【県の方も「とにかく来ればわかるから」と懸命にアピール】
気を取り直して、真面目に取材してみることに。まずは、県の名産品を扱う「茨城県観光物産協会」に電話してみました。
「県としては一生懸命PRしてきたので、非常に残念。まだまだ茨城の良いところが知られていないんだなあ、と……」
読者に一言、お願いします!
「ぜひ実際いらしていただきたい!! 来れば茨城の良さがわかると思います」
茨城訛りから、実直さが伝わってきました。
なお、記者の取材が粘り強すぎたため、とにかくこのお話はまだつづきます。感動の後編をお待ちあれっ!!
参照元:茨城新聞 , なめんなよ、いばらき県 , 絶品いばらき
執筆=川澄萌野(c)Pouch
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