全国47都道府県の中には「ライバル関係」にあるところもチラホラ。

テレビ番組などで取り上げられることもあり、「公式ライバル」と化している地域同士もあるほどです。

しかし中には「そことそこ、ライバルだったの!?」と意外に思えるところも……!

【いちばんライバル視されているのは「東京」】

参考にしたのは、ソニー生命が全国の20〜59歳の男女4700名(※各都道府県100名)に聞いた「47都道府県別 生活意識調査2021」。

様々な項目の中から今回注目したのは「47都道府県のライバル意識」。

全国から最もライバル視されているのは……日本の首都「東京都」!

ライバル視率が最も高かったのは「神奈川県」と「大阪府」(同率36%)で、その後は「京都府」(16.0%)、「北海道」(10.0%)と続きます。

【隣県同士でバトルが勃発!? その理由とは】

興味深かったのは「隣県同士でライバル視し合っている」パターン。

とりわけ多く上がっていたのは、

・埼玉県 vs 千葉県

・栃木県 vs 茨城県

・富山県 vs 石川県

・山梨県 vs 静岡県

・鳥取県 vs 島根県

といった5つの例です。

中でもライバル視率が高かったのは「鳥取県 vs 島根県」で、鳥取県民の74%が「島根県」をライバル視、島根県民の82%が「鳥取県」をライバル視しているのだとか!

ライバル視する理由としては「いつも間違われるから」「隣同士で似たようなイメージだから」といった声があがっており、言われてみればそんな気もするような、しないような……。

「山梨県 vs 静岡県」に至っては、「富士山を共有している(両県にまたがっている)」ことから、互いをライバル視しているよう。

なお、「栃木県 vs 茨城県」と「富山県と石川県」も、「似ている」「比べられがち」といった理由でライバル関係にあるみたい。

【注目は「埼玉県 vs 千葉県」&「北海道 vs 沖縄県」】

ちょっぴりおもしろかったのが「埼玉県 vs 千葉県」。

千葉県民の46.0%が「埼玉県」をライバルと回答するのに対し、埼玉県民は39.0%が「千葉県」をライバルと回答していたんです。

なにかと比較されがちな両県ですが、より相手を意識して闘志を燃やしていたのは、千葉のほうだったとは……!

もうひとつ興味深かったのは「北海道 vs 沖縄県」のライバル関係。

日本の北と南の端っこに位置する北海道と沖縄県。相反する関係にも思えるけれど、「人気のスポット」「有名観光地」という大きな共通点があるため、互いを意識しているようなんです。

さてみなさんは、この結果をどう思う?

参照元:プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch
Photo:ぱくたそ
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