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現金にクレジットカード、PayPalでの支払いなんて、もう古い! これからは顔で支払いを済ませる「フェイスペイ(FacePay)」の時代が来るんだぜ! ……って、マジですか!?

本日ご紹介するのは、オーストラリアに拠点を置く食物小売業者「100 % Genuine Imported Foods Chain Stores」が開発した、未来の支払い方法の主流になるかもしれない、世界初の試み「フェイスペイ」。

【なーんにも持たずに買い物に行けちゃう!】

海外サイト「CHINADAILY.COM.CN」および「Gizmodiva」によれば、中国・上海にある自社チェーン店にて開始される予定だという、同プロジェクト。なんでも、従来のシステムよりも遥かに高度な顔認証システムを用いることにより、文字通り「顔で支払いを済ませる」ことができちゃうんですって。完全なる手ぶらで買い物できちゃうだなんてスンゴイね!!

【必要なのは、顔と手のひら】

買い物を終え支払いをする際に必要となるのは、あなたの顔と両手のひら、これのみ。なんでも頭部と両手のひらを巡る毛細血管は、それぞれその人独自のネットワークを形成しているとのこと。

【店側が顧客の “毛細血管” 情報を管理するらしい】

熱を帯びたスキャンシステムおよびアルゴリズムを適用することで、指紋と同様の情報記録が可能に。これにより、店のレジが顧客の顔&手の毛細血管情報を読み取って、決済を行うことができるみたい。この新技術ならば、クレジットカードのようにインターネット上で情報が流出することもないでしょうし、セキュリティー面においても安全安心な気がします。

【ゆくゆくは日本にも登場するかも?】

同社マネージングディレクターを務めるChen Haiboさんの話では、「日本・オーストラリア・ニュージーランド・タイの企業から協力のオファーがあった」「2015年の前半に、オーストラリアとアジア市場にこの事業を持ちこむ」とのことですので、日本に登場する日もそう遠くはないかも? 今後の展開に、要注目ですね!

参照元:CHINADAILY.COM.CN Gizmodiva
執筆=田端あんじ (c)Pouch