顔認証システムは、今や珍しいものではありません。実際にこの記事を執筆しているPCも、顔認証でロック解除していますしね!

便利な顔認証システムを公共のトイレに取り入れているのは、中国

市民によるトイレットペーパーの使い過ぎや盗難を防ぐべく、顔認識トイレットペーパーディスペンサーを設置したというんです。

【3秒見つめるとトイレットペーパーが出てくる!】

海外サイト「Mashable」がYouTubeにアップした動画によると、このディスペンサーが初めて設置されたのは、中国・北京の天壇公園のトイレ。

顔認識トイレットペーパーディスペンサーの前に立って3秒間じーっと見つめることで、約60cmのトイレットペーパーをゲットすることができるといいます。

【もう1度利用したい場合は9分待つべし】

厄介なのは、もっと欲しい場合は、9分間待たなければならないこと。先にトイレットペーパーを出した人と同一人物でなければ待つ必要はありませんが、コレ、お腹が痛いなど緊急事態の場合は死活問題になりそうだわ……。

【効果は出ています】

なお1度に提供されるトイレットペーパーの長さについては、諸説あるようですが、いずれにせよ、この対策を2017年に取り入れて以降、1日あたり4ロールものトイレットペーパーを無駄にせずに済んでいるようなんです。

【日本上陸するのも時間の問題かも!?】

必要とする長さには個人差があるのでこの点は十分な検討が必要かと思われますが、これだけの効果を出しているのだから、成功といえるのではないでしょうか。

公共のトイレからトイレットペーパーが盗難被害に遭うことは、中国だけではありません。わたしがかつて勤務していた飲食店でも、知人が勤務するオフィスビルでも、同じ事例がありました。

プライバシーの面については少々気になりますが、ひょっとしたらこの先、中国だけでなく日本を含めた他国でも、似たような取り組みが行われたりして!?

参照元:youtube
執筆=田端あんじ (c)Pouch