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いよいよ5月1日(金)に販売が開始される、日本郵便「ムーミン」グリーティング切手

誕生70周年を迎えたムーミン、フィンランド以外の国でムーミンの切手が発行されるのは今回が初めてということもあり、こちらの切手、ファン大注目の逸品となっている模様です。

【ムーミン切手&フィンランド生まれの切手が販売されるよ~~】

これを記念し発売日当日、日本郵便はJPタワー・KITTEにて、切手発行記念イベントを決行。当日は、1階アトリウムにおいて切手の贈呈式、さらには「ムーミン」切手に関するトークショーや展示コーナーの開催のほか、ムーミン誕生の地であるフィンランドにちなんだワークショップをも実施。これに加えて、「ムーミン」切手を含むフィンランドの切手も、販売されるんですって!

【可愛い切手の中にサラリと混じっていた1枚にドキッ!】

切手贈呈式を観覧した方先着51名のみがもらえる「グリーティング切手『ムーミン』発行記念イベント特製初日カバー」など、ファンには嬉しいプラスアルファが満載なこの日。お楽しみはたくさんあれど、記者はどうしても気になってしまったのです。日本郵趣協会によるツイートに記された、以下のメッセージが。

「5月1日(金)のムーミン切手記念イベントにフィンランド郵政が参加。フィンランドのムーミン切手やトム・オブ・フィンランドの切手を販売する」

【謎の人物「トム・オブ・フィンランド」】

トム・オブ・フィンランド……!? ムーミンはわかるけれど、これって誰……。筋骨隆々&おヒゲが渋い男性2人がセクシーに絡み合う切手……ムーミンのほのぼのイラストと並ぶと余計に、その激しすぎるコントラストにめまいがしそうっ。

【ツイッターの声】

ツイッターにも以下、声を上げる人が多数。「なんだこのツーショットは」「フィンランド感おかしいぞ……(笑)」「トム・オブ・フィンランドの方がほしいな」「しかし不思議な国だなあ」と、記者同様、みなさんモヤモヤが止まらないご様子です。

【同性愛を力強く描いたフィンランドの画家】

調べてみたところ、「トム・オブ・フィンランド」は、フィンランド出身のアーティスト、トウコ・ラークソネンさんのペンネーム。同性愛を描いた絵画が世界的に有名で、「ドイツで展覧会が開催された際にはほとんどの作品が盗まれてしまう」といったアクシデントが起きたこともあるほど、人気を博しているのだそうです。

【その功績をたたえ発行された切手なのだそう】

従来あった「ひ弱で軟弱」といったゲイのイメージを覆す、新たなイメージを作り上げた先駆者としても知られる、トム・オブ・フィンランド。その功績をたたえ、同国において発行されたのが、このたび登場する切手なんですって。ほええ、すんごい人だったのねぇ!

【底知れぬ魅力にじわじわ……フィンランドの切手に会いに行こう♪】

可愛らしいムーミン切手はもちろんのこと、ポップアート色の濃い、トム・オブ・フィンランド切手も見逃せないっ。フィンランド切手の奥深さを知ることができるこの機会を、どうぞお見逃しのないように。

参照元: 日本郵政グループプレスリリース、日本郵趣協会ツイッター
執筆=田端あんじ (c)Pouch