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「雷が鳴ったらおへそを隠しなさい」「結婚したら赤ちゃんができるんだよ」「スイカの種を食べるとおへそから芽が出るぞ」。大人になってよーく考えたらおかしな話だけど、子どものころ信じて疑わなかったことってありますよねぇ……。

今回は、日本最大級のQ&Aサイト「教えて! goo」から、「小さい頃に大人に言われて信じてしまった事ってありますか?」についてのQ&Aをご紹介します。

【今回の質問】

みなさんは、小さい頃に大人に言われて信じてしまった事ってありますか?
例えば私は、小学校低学年の頃、父に言われた言葉「おまえは橋の下で拾ってきたんだ! そんなに言う事聞かないなら、また捨ててしまうぞ!」。1、2回しか言われていませんが、子供心に大変な恐怖と、本当の子供ではないんだという孤独を感じ、心がとても傷つきました。自分の子供には絶対に言ってはいけないと思っています。
ほかには、小学校高学年の頃、鼻が高くなりたいと思っていた私に15歳上の姉が言った言葉「寝る時に洗濯バサミで挟んで寝れば、まだ成長期だから骨格が変わって鼻が高くなるよ」。姉は本気で言っていたか冗談かはわかりませんが、私は大人が言うことだから間違いないと思い数日実行していましたが、痛いので断念。今思えば笑ってしまいますが、当時は真剣でした。
こんな感じのエピソードがあれば、教えて下さい。
(noname#13309さん)

【回答者さんたちからのお答え】

■踊る「かつおぶし」!?

私は「かつおぶしは生きてるんだよ」ですかね……。
たこ焼きとかにかかっているかつおぶしを見ているときに母から言われました。たこ焼きから出ている湯気のせいでユラユラ揺れているだけなのに、かつおぶしが熱くて苦しんでいるんだと思ってました。それでしばらくしてたこ焼きに張り付きながら死んでしまうという……。
(orange-rieさん)

アチッアチッアチッてかつおぶしがもがき苦しんでたと思ってたんですね~。なんかかわいい~! 日本には活き造りなんて料理もありますから、勘違いしちゃう子どもや外国人は多いようです。

■牛乳=牛のおしっこ!?

子供の頃、牛乳が好きで1日2リッターは飲んでたんですが、お腹を壊したときに伯父さんに「お前が飲んでる牛乳はな、牛さんの小便から出来てるもんなんだぞ。それをいっぱい飲んだらお腹をこすわ! ほら牛の小便とかいてるぞ」と嘘の漢字まで教えてもらいました。
(tantan1234さん)

「牛さんの小便」って! しかもウソの漢字まで教えてくれるなんて!! 伯父さん、牛乳の飲み過ぎを注意しようと思ったのかしら!? でもホントにおしっこだと思ったら……なんかいやあぁぁんっ。

■暗闇のなかを登校……

小学校の時、帰ったらすぐ寝てしまった私。起きたのは夜8時だったのですが、「今日は雲が沢山あって暗いけど皆、もう学校行ってしまったわよ~」という言葉に唖然。速攻用意してランドセル背負って家を出ました。あわてて追いかけてきたのは言うまでもありませんね。
(tyutyupopoさん)

ハッと起きたら「ち、遅刻~!!」「怒られる~」「急がなきゃ~」って感じで、まんまとだまされちゃったわけですねぇ。真っ暗なのに……。素直な子どもらしいエピソードですね。

■先生、私は死んだの!?

保育園のとき「火事」になったときに備えての非難訓練でのこと。先生はあらかじめ「まず外へ出なさい」とか何とか言っていましたが、私たちはとりあえず机の下に隠れたのです。しばらくして先生が来て「あなたたちはもう死んでます!」と怒りました。
「本当に火事が起こったら」というのを付け加えてくれればよかったのですが、私はその後1年ぐらい自分は死んだのだと思い込み、ずっと自分自身が恐かったです。
(budda83さん)

「お前はもう死んでいる」的な!?  ホントに死んじゃったと思ってたんだねぇ。失礼だけど笑っちゃう~。でも親や先生はちゃんと説明すること、これ大事ですね。

■お母さん、一体なぜ……

私がまだ幼い頃、家族でTVを見ているとCMの時に「お母さんの代わりにトイレに行ってきて!」と急に母が言い出したのです。冷静に考えればわかりそうなものですが、その時は「うん!」といい返事をしてトイレに行き用を足すと「ありがとうね」と言われたことがありました。
なんで気づかなかったんだろうと思うと同時に、なんでそんなことを言ったんだろうといまだに考えてしまいます。
(yukinojyou7さん)

なんだかよく分からないけど、大好きなお母さんが喜んでくれると思って、ついがんばっちゃうときってありますよね。それにしてもホントにお母さんはなんでそんなこと言ったんだろう……。

■人食いサボテン!?

サボテンのとげに触ると中に吸い込まれると思っていました。母が育てていたサボテンに子供が触らないようにとでっち上げた嘘です。
小学校3年生くらいのとき、姉と二人で勇気を出してチョコッと触ってみたら何も起こらない…。ホッとしたようなガッカリしたような微妙な気持ちになりました。と同時に「お母さんの嘘つき~~~!!」と(笑)。
(flyawayさん)

同じようなエピソードで、「電卓のそのボタン押したら爆発するぞ」とか「お湯を沸かすボタンを押したら爆発するよ」とか言われたという人も。子どものころってボタンとか押すのがおもしろくってなんでも押しちゃうから、まわりの人がそうやって注意してるんだと思う、きっと……。

■そんなシンデレラみたいな……

「子供は夜中の12時過まで起きてると死ぬんだよ」と言われ、いつも9時に寝ていました。少し大きくなって布団の中で姉とはしゃいで11時を過ぎた時は怖くて寝られず12時を過ぎました。でも死にませんでした。
(noname#101556さん)

これも「早く寝るように」という意味で親御さんが言っていたのでしょうけど、子ども心には妙にドキドキしちゃいますねっ。

■鼻水たらしてスキー!?

親に「スキーに行きたい」と言ったら「お前はアホか! スキー場なんて寒くてみんな鼻から鼻水をつららみたいにして滑ってるんだぞ! くしゃみした瞬間ツバが凍るんだぞ!」と言われ、スキーをあきらめていました。
そんなの信じるなんてわたしって本当にアホだと思いました。スキー行きたかったのに!!
(mamitikaさん)

鼻水やツバを凍らせて滑ってる様子を想像したら……プププ、笑える~。それを「あ、そうなんだ」と思い込むって、やっぱり子どもってピュアなんですねっ。

■お母さん、ずるい~!!

幼少のみぎりに、親戚のおばちゃんが私に1000円札で小遣いをくれました。私はまだ紙幣を知らなくて、母親に「紙のお金ではお野菜しか買えないから、お母さんの100円と替えっこしてあげる」と言われ喜んで替えてもらいました。小学校に入る頃まではそう信じていました。
(yokayoさん)

1000円と100円を交換って、お母さん……。確かに子どものときは、お札より硬貨の方が貴重な気がするけれど、皆さんはマネしないようにねっ。

ちなみに記者の場合は、親に「9時に寝なさい」と言われて、「9時ジャストに寝ないとダメなんだ」と思い込み、早めに眠くなったらガマンし、眠れなくても9時になったらお布団に入って、かたくなに9時に寝ようとしていました……。だって「9時に寝ろ」って言われたんだもん!!

おもしろエピソード満載の「小さい頃に大人に言われて信じてしまった事」。Pouch読者の皆さんはいかがですか。子ども心に信じてたことってなんですか?

参照元:教えて! goo 「小さい頃に大人に言われて信じてしまった事ってありますか?」
画像=ぱくたそ
執筆=シナモン (c)Pouch