パリのルーヴル美術館にて展示されている、古代ギリシアで製作された彫刻、「ミロのヴィーナス」。
ギリシア神話におけるアプロディーテの像と考えられているこちらは、美術の教科書などでおなじみ。誰もがその姿をご存じでしょうが、最も目をひく特徴は、両腕の欠損なのではないでしょうか。
しかし本日みなさまにご覧いただくのは、なんと両手がある「ミロのヴィーナス」なの!
【テーブルサイズのヴィーナス像にキュン】
FREEingが企画制作、可動アクションフィギュアシリーズ「figma」を手掛けるマックスファクトリーが製作に協力したフィギュアシリーズが、ルーブルならぬ「テーブル美術館 figma ミロのヴィーナス」(4444円)。全高は、およそ150mm。
【「失われた両腕」が付いてくる!】
見慣れた “元々の像のかたち” を再現しつつも、「失われた両腕」や、俗説として広く伝わる「手にした林檎」、さらには手首パーツなどを付属。動きがスムーズ、かつ、キチッと決まるfigmaオリジナル関節パーツによって、さまざまなアクションポーズをも再現できるようになっているんですって!
【腕があると……なんだかとっても強そうです】
優美でありながら、腕がないことにより、どこかミステリアスな魅力がプラスされ、鑑賞者それぞれが「失われた部分を想像する」ことによって補う芸術作品。
そういったところが「ミロのヴィーナス」最大の魅力であると思うのですが……。腕があるヴィーナス像も、それはそれで素敵。というか、勇ましいっ。
【別売りの「考える人」フィギュアと組み合わせて遊んでも◎】
腕がついただけで、儚さや、ほんのり漂う “艶” のようなものはたちまち消え去り、なんだかとっても強そうな女性と化したヴィーナス像、とっても新鮮です。
今年5月に発売された前作「テーブル美術館 figma 考える人」(3980円)と組み合わせると、「かかあ天下の夫婦」のようにすら見えます……。
【発売は来年1月&現在予約受付中♪】
「ミロのヴィーナス」の新たな魅力を発見できそう! 発売は、来年1月を予定しています。予約および購入方法などの詳細は、販売元であるグッドスマイルカンパニー公式サイトをチェック。
世界的名作の魅力をしっかり備えつつ、ハンパない自由度をも併せ持つ同商品を、お部屋に迎え入れてみてはいかがでしょうか。
参照元:FREEing 、グッドスマイルカンパニー
執筆=田端あんじ(c)Pouch
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▼腕があるかないかでガラリと印象が変わります
▼「考える人」フィギュアよりもよっぽど強そう……
▼そして最終的には「考えない人」と化す、「考える人」フィギュア
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