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毎年8月13日に迎え火を焚(た)き、戻ってくる先祖を迎え、15日または16日に、送り火(おくりび)によって先祖の魂を送る行事「お盆」。この期間に長期休暇を取る人も多いですよね。

ところで、海外の方に日本の文化として「お盆」を説明する際、英訳が必要になりますが、さてここで質問です。みなさんは「お盆」の英訳、ご存じ?

【お盆の英訳をご確認ください】

ウェブサイト「英和辞典・和英辞典 Weblio辞書」によれば、お盆の英訳は、次のとおり。

「O-Bon(おぼん)」
「Bon Festival(ぼん フェスティバル)」
「Lantern Festival(ランタン フェスティバル)」 *灯篭(Lantern)流しの習慣からきていると思われる
「Festival of the Dead(フェスティバル オブ ザ デッド)」

フェ……フェスティバル・オブ・ザ・デッドですと……!? この響き、なんだかめちゃめちゃかっこいいじゃあないの……!

【ツイッターで話題に!】

ツイッターには、この点について触れたつぶやきも登場。18000以上もリツイートされているようで、そこには以下、多くの声が寄せられておりました。

「これは!」
「 ”for the dead” の方良いのでは……」
「wwwwwwwwwww」
「ゾンビ映画のタイトルにありそう」
「B級パニックホラーでありそう」
「死の祭り……死霊の盆踊りかな?」
「惜しむらくは、日本は火葬のためオブザデッド出来ない事か……」
「死霊の盆踊りは馬から落馬的なダブり表現だったのですね……」
「フェスティバル・オブ・ザ・デッド・オブ・ザ・デッドですよw」

【ちなみに「お盆休み」は「Obon holiday」です】

なお、ウェブサイト「アルク」によれば、盆踊りの英訳は「Bon folk dance(ぼん フォークダンス)」。またついでに説明しておくと、そもそも「お盆」とは、霊に対する供物を置く容器のこと。一説によれば、そこから供物を供え祀(まつ)られる精霊の呼称となったんですってよ。

【実生活でも使ってみてね】

今後、外国の方に「お盆」についての説明を求められたら、この単語を使ってみるといいかも。とはいえ、この単語だけだと、本来のお盆のイメージとはまた別のイメージを、持たれてしまうかもしれませんね。

参照元:英和辞典・和英辞典 Weblio辞書 アルク
執筆=田端あんじ (c)Pouch