デコレーションケーキを食べるときは、上に乗ったフルーツや動物のお菓子、チョコのプレートをどのケーキに乗せようかな? と考えて、けっこう頭を使いますよね。
今日ご紹介するこのケーキも、チョコやキャンディで華やかに飾り付けがしてあって、きれいだし美味しそう。どこから切るのかな……って、ええええ! ケーキを棒で叩いて壊してるんですけど! せっかくきれいに作ってあるのに、何やってるのー?
【壊してから食べるスマッシュケーキ】
でもこのケーキ、実はこうやって食べるのが正解みたい。ケーキの名前は「スマッシュケーキ」。壊してから食べるお菓子なんですって!
【お祝いの“ピニャータ”にそっくり】
海外ではパーティのときに楽しめる、メキシコ発祥の遊び「ピニャータ(Pinata)」というものがあります。お菓子やおもちゃを詰めた紙製のくす玉を高いところに吊るしておいて、それを子どもたちが棒で叩いて割ります。くす玉が割れたら、子供たちみんなで、お菓子を分けっこするんですって。
このケーキも、まさに「ピニャータ」のように楽しめるもの。ケーキのようにデコレーションしたドーム型のチョコレートを、木づちや棒のようなものでドーン! バリーン! と壊します。すると、中からはカラフルなチョコやグミ、マシュマロなどのお菓子が飛び出します。これを集まったみんなで分けて食べる、というわけです。
パーティの時に、こんなのがあったら楽しそう! この仕掛けには、子どもたちも大喜びですね。
【日本にも来ないかな〜?】
作っているのは、オーストラリア・シドニーにあるお店「シドニースマッシュケーキ(Sydney Smash Cakes)」。デザインはさまざまなものがあって、オーダーにも応じてくれるようです。
お店のインスタグラムでは、メイキング動画を見ることができるので、ぜひ見てみてください。せっかくキレイに飾ってあるのに、少しもったいないような気もするけど、いかにもパーティって感じで、見ていると愉快な気持ちになります。子供みたいなバッドボーイ気分で壊したら、ストレスが発散されそうですね!
参照元:Sydney Smash Cakes 公式サイト、Instagram、mashable
執筆=はちやまみどり(C)Pouch
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