お弁当箱におかずを詰めて持っていく日本とちがって、アメリカの子どもたちはランチバッグと呼ばれる茶色い紙袋にサンドイッチや果物などを入れて持っていくことが多いようです。

今回ご紹介するのは、このランチバッグに毎日あるひと手間を加えて息子に持たせているパパ。といっても、中身を工夫しているわけではなく……。パパがやっているのは、紙袋に絵を描くというもの!

日本で言うところのデコ弁みたいな感覚といえるかもしれませんが、すでにその数550枚以上にも及んでいるというからスゴい!! しかもこの絵がバラエティに富んでいて見応えバツグンなんです。

【シャイな息子のために考えた秘策とは!?】


息子さんが4歳ぐらいのころからランチバッグに絵を描き続けているという、アメリカ・カリフォルニアに住むドミニクさん。そのきっかけは、息子さんがシャイな性格だったから

課外授業やサマークラスに参加するとき、他の子どもたちとなかなか打ち解けられない息子さんのため、会話の糸口となるよう、絵を描き始めたそう。

狙いはバッチリ! 周りの子どもたちは息子さんのところに集まってきて、描かれている動物やマーベル映画のスーパーヒーローの話をするようになったのだとか。今では通常の学校の授業にも、こうしたイラスト入りのランチバッグを持たせるようになったといいます。

【永久保存したい! もはやアートなランチバッグ】

イラストはアニメのキャラクターから政治やスポーツ界の有名人、ときには名画の模写などまで実に多種多彩。きっと息子さんだけでなくクラスメイトや先生たちも「今日はどんな絵かな?」と楽しみにしているのではないでしょうか。シャイな息子さんのため……とはいえ、今ではぜったいパパ自身も楽しんで描いているはず!

ドミニクさんの作品(もはやこれは一種のアート!)はインスタグラムにも日々更新されているので、皆さんもぜひともチェックしてみて。パパの子どもへの愛情と遊びゴコロたっぷりのランチバッグ、今後も作り続けてほしいですね!

参照元:Instagram @domnx_artBoredpanda
執筆=鷺ノ宮やよい (c)Pouch