近頃、コンビニのレジ前に売ってるものといえばコーヒーが定番ですが、「100円ローソン」こと、ローソンストア100のレジ前で売っているのはなぜか焼き芋。秋から冬にかけて、店内には独特の甘い匂いが漂っています。
私は長年、ローソンストア100で買い物するたびに「焼き芋売ってるな……」と思いながらスルーし続けていたのですが、ある日思い立って購入してみると……めちゃくちゃ美味しいのです!
冬も終わり、もうそろそろ桜も咲くというのに「いまさら焼き芋の話かよ」と思われそうですが、大事なことなので2回言います。めちゃくちゃ美味しいのです!!
【黄金色に輝く焼き芋】
レジ横の焼き芋機に入っているのは、普通の焼き芋(税抜100円)と安納芋の焼き芋(税抜200円)の2種類です。
私が最初に買ったのは200円の安納芋のほう。まずは2つに割ろうと焼き芋を持つ手に力をいれると、グニャリとした柔らかい感触で、簡単に割れます。
そして中身が、おどろくほど蜜だらけ。「黄金色に輝く」という表現が誇張ではないほどの黄色さ。黄金の国ジパングかなって感じです。
【噛まなくていいくらい柔らかい!】
もうこの時点で美味しいこと確定なのですが、口の中に入れるとさらなる衝撃。とにかく水気が多く、しっとりして柔らかい。噛む必要がないくらいの柔らかさなのです。
そして、口いっぱいに広がる濃厚な甘み……なにこれ、スイートポテト?
見てないところで、こっそりローソンの店員さんが中にハチミツを注入してるとかなの……? それくらい甘い。
皮と実の間の少し焦げめのついた部分なんて、言いようがないほどの美味しさなのです。
【普通の焼き芋もあんまーーーい!!】
そしてまたある日、いつものように安納芋の焼き芋を買おうとしたら売り切れ。試しに100円の普通の焼き芋を買ってみることにしました。
「高い安納芋の方は美味しくて、普通の焼き芋のほうはそうでもなかったんでしょ」と思われそうですが、結論から言うと、めちゃくちゃ甘くて美味しいです。
安納芋のほうが芋の色が赤くてねっとりしている感じはありますが、甘さに関しては、普通の芋と安納芋の差がほとんどない! こっちもウンマーーーーー!! 普通の焼き芋のほうが安納芋よりもサイズが大きいので、コスパよすぎです。
【4回買って4回ともハズレ無し】
とはいえ、焼き芋には個体差があるもの。「たまたま買ったものが甘かっただけで、甘くないものもあるんじゃないの……?」というツッコミが入りそうですが、私はこの焼き芋を4回買って、4回とも激甘でした。
それにしても、ローソンはどうやってこんな甘い焼き芋を仕入れているのでしょうか。全国の焼き芋売りのおじさん達にとって、ローソンストア100は驚異的な存在なのでは……。そんなことを考えてしまうくらい、高コスパな焼き芋なのです。
もうすぐ本格的な春がやってきます。暖かくなったら、レジ前の焼き芋も、きっといつの間にかなくなってしまうでしょう。どうかその前に、あの焼き芋を味わってみてほしいのです! 近くにローソンストア100がある人は、ぜひ一度味わってみてください。
参考リンク=ローソンストア100
執筆=御花畑マリコ (c)Pouch
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