シーズンごとに様変わりするのが、メイクと髪型のトレンド。2018年の春夏は、一体どんなスタイルが流行っているのでしょうね?
参考にするのは、資生堂「ビューティートレンド研究」の調査結果。
銀座・渋谷・原宿の3カ所で20~30代の女性合計300人を対象に実施した街頭調査をもとに、「東京の街を歩く女性たちのメイクアップとヘア傾向」を分析しています。
【アイシャドウは暖色系が人気】
アイメイクで人気だったのが、ピンクやオレンジなどの「暖色系アイシャドウ」で、まぶた全体にふんわりなじませているのが特徴。
また、アイラインは “ほぼ全員” が引いていたけど細めに描いたり、目尻のみや、跳ね上げラインなど、自分の目に合わせるような感じで、形はさまざまだったそう。
【リップはローズ系が人気、ただし…】
一方のリップは、ビビッドカラーと肌なじみのいい “モデレートカラー” が半々。ローズ系が人気だったものの、ツヤやマットといったトーンや質感は多種多様だったらしく、「自分らしさ」を大切にしている印象が強かったよう。
総合的にみると「きちんとアイメイクはしているけれどあくまでもナチュラル&自分らしく」というのが、今季のメイクの傾向のようです。
【「前髪女子」が爆発的増加を果たしておる~!】
続いて注目したのは髪型のトレンドですが……特筆すべきは、 “前髪女子” が圧倒的に増えていること! 前シーズンは42%だったのに、今季は70%(!)と大幅に増加しておりまして、カラーはオレンジなどの暖色系が目立ったといいます。
リップ同様、前髪にも多様性が見られたらしく、カールさせたり軽く流したりとニュアンスは多岐に渡っていた模様。
それにしても……一体なぜ、こんなにも “前髪女子” が爆発的に増えたのでしょう。相変わらず人気のAKB系や、ここ1~2年で大躍進した乃木坂や欅坂といった “坂道系” グループの影響が大きいんでしょうかね!?
【以前よりも好みが細分化してる!?】
そのほか指摘されているのは、ここ最近見られなかった細眉やアーチ眉が増加傾向にあること。そして肌で重要視されているのは、 “素肌感” であること。化粧下地などできちんとベースを仕込んでファンデーションは薄く塗る、といった傾向が強く見られたそうです。
こうしてみると、 “攻めの姿勢” とは真逆の、ナチュラルかつ可愛らしいスタイリングを好む女性が増えているのかもしれません。
ただし「細眉やアーチ眉が増えている」という点を考慮すると、大人っぽいメイクを支持する人も増加しているようです。やはり今季の大きな傾向は「多様性」、なんですね……!
参照元:資生堂
執筆=田端あんじ (c)Pouch
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