平成最後のハロウィンが終わりましたが、みなさんはこの日をどんなふうに過ごしましたか?
ハロウィンの本場といえば、海外ですが……。2018年10月28日にアメリカ・ニューヨーク州タリータウンで開催されたハロウィンパレード中に、非常に珍しいマシンがお披露目されました。
マシンの名は、「リーシーズ・ハロウィン・キャンディー・コンバータマシン(Reese’s Halloween Candy Converter Machine)」。
いらないキャンディーを入れると、リーシーズの人気お菓子と交換してくれる自動販売機のような機械で、YouTubeで公開された動画を観ると、ものすごい行列ができていたことがわかるんです。
【好みじゃないキャンディーの存在にみんな困っていた!?】
リーシーズの販売代理店にあたるザ・ハーシー・カンパニーの広報担当者アナ・リンゲリス(Anna Lingeris)さんが、海外サイト「CNN」によるインタビューに対し、最近行った調査内容について回答したところ……。
明らかになったのは、アメリカ人の約90%が「ハロウィンで手にした不要なキャンディーを何か別のものと交換している」あるいは「交換できたら良かったなと思っている」という事実!
これを受け、同社はキャンディー・コンバータマシンを発案。「いらないお菓子は私たちにください。そうすれば私たちが『あなたが本当に欲しいと思っているリーシーズのお菓子』と交換します!」というわけだったんですね〜!
タリータウンでの人気を受け、ハロウィン当日の午後16時から21時までのあいだは、ニューヨークの5番街にあるワシントンスクエアパークの外に再びマシンが設置されたそうですよ。
【どんなお菓子と交換してもらえるの?】
交換できるお菓子として用意されたのは、1万個にもおよぶ、リーシーズの「ピーナッツバターカップ」。
ミルクチョコレートでできたカップの中にピーナッツバターが入った1品で、絶妙な “甘じょっぱさ” が味の特徴。再現レシピが出回ったり、この「ピーナッツバターカップ」を使ってデザートを作ったりするなど、アメリカでとても愛されている人気の定番商品なんですよ〜。
【平和で優しい世界が広がっていました】
お菓子をもらえるのは嬉しいけれど、好みのお菓子ではないと、ちょっぴりテンションが下がるもの。だからこそ、好きなお菓子と交換できるというのはありがたいサービスですよねぇ。
動画を観るかぎり、キャンディー・コンバータマシン目当てに集まった人々は、み~んないい笑顔。子どもはもちろん、大人も「ピーナッツバターカップ」を手にするたび大はしゃぎしていて、こちらまでニコニコしてしまうほどです。
ああ、渋谷の喧騒と比べると、なんて平和で優しい世界……。大人も子どももちゃんと楽しめる、あるべき姿のハロウィンを見た気がして、正直ホッとしてしまったのは、わたしだけじゃないよね!?
参照元:YouTube、Instagram @reeses、CNN
執筆=田端あんじ (c)Pouch
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