元プロ野球選手の星野仙一さんに、衣笠祥雄さん。俳優の大杉漣さんに樹木希林さんなど、2018年も、多くの有名人がこの世を去りました。

年の瀬の12月29日から3日間に渡ってNHK総合で放送されるのは、今年亡くなった方々の生涯をNHKのアーカイブス映像で振り返る3回シリーズ『耳をすませば』です。

NHKに保存された膨大な映像資料を使ってたどるのは、先に挙げた4人を含めた6人の方々の生涯。放送時間は朝6時25分から6時54分と少々早めではありますが、早起きしてでも観る価値のある番組ではないでしょうか。

【3回ともおそらく必見なんだけど…】

29日の回「熱き心、いまも~衣笠祥雄・星野仙一(プロ野球選手)~」には、衣笠祥雄さんと星野仙一さんが。

30日の回「闘い続けた“表現者”~石牟礼道子(作家)・金子兜太(俳人)~」には、水俣病患者と家族の声なき声を豊かな方言でつづり被害の実態を伝えた作家の石牟礼道子(いしむれみちこ)さんと、戦後を代表する俳人のひとりである金子兜太(かねことうた)さんが登場。

そして31日の回「演じることは生きること~大杉漣・樹木希林(俳優)~」には、大杉漣さんと樹木希林さんがフィーチャーされています。

【「演技者」ふたりの演技論とは?】

今年2月に逝去されたことが報道された大杉さん。映画やドラマだけでなくバラエティ番組などにも活躍の幅を広げ、第一線で活躍する最中での突然すぎる別れが信じられなかったことが記憶に新しいです。

一方の樹木さん逝去のニュースも、病状については広く知られていたとはいえ、きっと多くの人がショックを受けたことでしょう。そんなおふたりが演技について語っている映像は、今年を締めくくるにはピッタリなのではないでしょうか。

【録画予約しとかなきゃ】

“演技派” と呼ばれ続けてきた唯一無二の俳優たちの演技哲学には、きっとハッとさせられるものがあるはず。永久保存版となること確実ですので、早起きする自信がないというみなさんは、録画予約しておくことを強くおススメいたします……!

参照元:NHK
執筆=田端あんじ (c)Pouch