これから本格的に始まる花火シーズン。毎週のようにどこかで花火大会が開催されるものの、気になるのが混雑です。花火は綺麗でも、着慣れない浴衣や、履きなれない下駄で大混雑の会場を歩いてグッタリすることも……。
そこで、東京近郊で混まない花火大会に行きたい人にオススメしたいのが、府中市の東京競馬場で2019年7月7日に開催される「JRA 東京競馬場 花火大会」です。
この花火大会は、大々的に宣伝をおこなっていません。府中市の広報誌などでひっそりと告知され、開催直前にならないと公式サイトもオープンしないという、知る人ぞ知る花火大会なのです……!
【全力ですすめたいポイント4つ】
私も何度か足を運んでいるのですが、会場は混まないし、めちゃめちゃ快適。以下に、オススメポイントを紹介したいと思います!
・スタンドや芝生の上で花火が見れる
そもそもものすごく敷地が広い東京競馬場。当日は観戦に使うスタンド席で座って花火を見ることもできるし、芝コースが開放されるので、そこで敷物をしいてゆったりと見ることができます(個人的には芝コースがオススメです)。
会場のど真ん中で花火を打つので、場所取りに必死にならなくても、基本的にどこからでも花火がよく見えるのも嬉しい。
・トイレがめっちゃ多い
花火大会といえば、地味に困るのがトイレ。花火がもうすぐはじまるのに大行列……ってことも多いですよね。ところがどっこい、東京競馬場は場内のいたるところにトイレがあるうえ、トイレが綺麗です。洗面台も多いので化粧直しも◎。
・売店もある
競馬場内にはレストランや売店がいっぱいあります。花火大会当日は売店が臨時営業しているし、出店も出るので、食べ物や飲み物には困りません。お祭り気分で楽しめますよ。
・短時間の乱れ打ちが圧巻
花火の打上数は約3500発。神宮外苑花火大会の1万発や、隅田川花火大会の2万発と比べると小規模ですが、30分という短時間で行われるため、後半は乱れ打ち状態! 競馬ファンとしては、花火の打ち上げ前に競馬のG1レースのファンファーレが鳴るのも胸アツです。
【当日のお天気と決行発表は?】
そんなこんなで、いいところだらけの東京競馬場花火大会なのですが……今年は天気が心配です。7月5日時点の気象庁の予報では、7日の東京の天気は曇りのち雨で降水確率60%ときわどいところ。
「JRA 東京競馬場 花火大会」公式サイトによると、小雨決行、荒天中止とのこと。大会決行については当日の14時頃を目処に決定し、Webサイトの「主催者からのお知らせ」や自動音声ガイダンス(050-3187-7872)から確認できるそう。なお、中止となった場合、順延はありません。
【地元の人多めの和やかな花火大会です】
公式サイトには場内の地図がPDFで掲載されているほか、Q&Aも掲載されているので、東京競馬場へ足を運ぶのが初めての方でも楽しめるはず。
競馬場でやる花火大会と聞くと、客層が気になる……という人もいるかもしれませんが、私が行ったときはいつも地元の人らしき家族連れも多く、平和なムードでしたよ〜。
私たちのハズレ馬券が花火になったのね……なんて思いながら、毎年楽しみにしております。皆様もぜひ!
JRA 東京競馬場 花火大会
2019年7月7日(日)
打ち上げ時間 19:30~20:00
※小雨決行 荒天中止(順延なし)
開催場所 東京都府中市日吉町1-1J RA東京競馬場
入場無料
※決行決定後も、急激な天候悪化等により、開始時刻が変更となる場合や、中止となる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
執筆:御花畑マリコ
Photo:(c)Pouch
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