先日、JR東日本が「終電付近の一部列車の運転を取りやめる」ことを発表しました。

本日、2021年1月20日から首都圏11路線の終電がこれまでよりも早まることになります。

これにともない、東京メトロや私鉄各社も終電の繰り上げを発表しており、各駅での乗り換え時間に影響が出てくる人も多いことが予想されます。

終電を逃して困ることがないよう、利用する鉄道会社の終電時間をあらかじめ確認しておくことをおすすめします!

【山手線内回りは30分近くの終電繰り上げに】

JR東日本によると、対象となる列車は、山手線、京浜東北・根岸線、中央・総武線各駅停車、東海道線など11線区、計42本(土休日は計40本)。

この中で、首都圏の路線網の要となっている「山手線」の終電については、

・外回り……大崎~池袋間が19分程度、池袋~品川間が14分程度
・内回り……池袋~大崎間が28分程度

の繰り上げとなります。

JR東日本のホームページの「各駅の時刻表」および、JR東日本アプリでの乗換検索にはすでにこのデータが反映されているそうなので、ぜひ活用してみてください。

【東京メトロや私鉄各線も終電が早まります】

このほか、

・東京メトロ
・都営地下鉄・日暮里・舎人ライナー
・東急電鉄
・小田急電鉄
・京王電鉄
・東武鉄道
・西武鉄道
・京急電鉄
・京成電鉄

なども一様に終電の繰り上げを実施する予定です。

それぞれの路線の終電繰り上げ時刻については、参照元にある各路線会社のサイトからご確認ください。

【自身が利用する路線の終電時刻を確認してね!】

各社が発表した資料を見てみると30分ほど終電が早まる路線も。他路線との連絡も考えると、乗り換えがある場合には、これまでよりもかなり早く電車に乗らないと最寄り駅まで帰れないという人も出てきそうです。

現在、緊急事態宣言により20時以降は閉店している飲食店も多いため、終電を逃すと行くあてをなくしてしまう……なんてことにもなりかねません。

繰り返しになりますが、本日から首都圏の電車の終電が一斉に早まりますので、帰宅が遅くなる方はぜひご自身が利用する路線の終電時刻を事前にご確認くださいね!

参照元:JR東日本[1][2][3]、東京メトロ都営地下鉄・日暮里・舎人ライナー東急電鉄小田急電鉄京王電鉄東武鉄道京急電鉄西武鉄道京成電鉄
執筆:鷺ノ宮やよい
Photo: (c)Pouch