2021年5月11日にカンテレ・フジテレビ系で放送された『大豆田とわ子と三人の元夫』第5話。

今回明らかになったのは、とわ子(松たか子さん)と1番目の夫・八作(松田龍平さん)が離婚した理由です。

3人の元夫たちのうち、とわ子に対して唯一未練を見せていない八作……。前回第4話で明かされた恋心が、まさかの「伏線」だなんて切なすぎるよぉ……(涙)。

【第5話あらすじ】

親友・かごめ(市川実日子さん)に誘われて、海に出かけたとわ子。

会話を交わしていくうちに、やがて話題は「八作との離婚話」へと発展。八作にはほかに好きな人がいる、忘れられない人がいるとわかったから、離婚に至ったのだと語ったのです。

とわ子は「彼(八作)の何も言わないところを好きになって、何も言わないところが辛くなって。まあ私も意地張ってたし、若さゆえだね。」と、当時を振り返ります。

しかしとわ子は、想像だにしなかったのです。目の前にいる親友こそが八作の想い人であることを……!

【「表情」がすべてを語っていてすごい】

第5話の見どころは、松さん(とわ子)と松田さん(八作)の「表情で魅せる芝居」

とわ子が八作の店を訪れて、2人の離婚について語る場面では、

「この人(八作)には、他に好きな人がいるんだ。私は2番目なんだって。」
「26歳の私は嫌だったんだよ。許せなかったんだよ、夫の片思いが。」

というセリフそのまま、当時の辛さや悲しみ、そして諦めのようなものが表情に現れていて、一気に引きこまれました。

そんなとわ子に対して、「好きな人なんていなかった」とウソをつき続ける八作

ところが、かごめの名前が出るたびに、目や表情に激しい動揺が現れて……とわ子は元夫の片思いの相手が誰だか察してしまうのです。

【ズルい松田龍平はいいぞ】

かごめに対する恋心を必死で隠そうとしていた八作ですが、かごめを誘おうとしたり、家の近くまで行ってみたり、穴の開いた靴下の代わりに新しいものを買ってあげたりと、わかりやすい好意がチラチラ見え隠れ

しかも靴下を直接渡せず、とわ子を介してプレゼントしようとしており、それは絶対やったらアカンやつ~~!

とわ子との結婚の裏に「とわ子といればかごめの近くにいられる」という目論見があったかもしれず、なんてズルイ男なのだろうと思わずにはいられません。

とわ子に語った「好きな人なんていなかった」というセリフにもズルさが表れていますが、同時に罪深いほど優しい言葉でもある……。

ピュアに片思いしつつも、時折ズルさを見せる松田龍平ヤバすぎるでしょぉおおおお!

【とわ子、どうか無事に戻ってきて】

こうして明らかになった、とわ子と八作の離婚理由。次回第6話は「第1章完結編」となり、とわ子と元夫たちに転機が訪れるようです。

とわ子は、第5話で厄介な相手に好意を持たれたあげく、その人に連れ去られたまま姿を消しており、どうなっちゃうのか心配~~!

とにもかくにも、なんとか無事に戻ってきてほしいものですっ。

参照元:カンテレInstagram @omamedatowakoTwitter @omamedatowako
執筆:田端あんじ (c)Pouch

▼今回のエンディングは松さん&ラッパーのT-Pablowさん!