2021年6月1日にカンテレ・フジテレビ系で放送された『大豆田とわ子と三人の元夫』第8話。
前回第7話では、ビジネスとプライベートの顔が違いすぎる小鳥遊(たかなし / オダギリジョーさん)の登場によって、視聴者一同が震え上がる事態に……!
オンとオフの差が激しすぎて「怖すぎる」と話題になりましたが、今回第8話では「小鳥遊=ただの怖い人」ではないことが判明したんです。
【第8話あらすじ】
とわ子(松たか子さん)が社長を務める「しろくまハウジング」を買収し、退任要求を突き付けてきた小鳥遊。
そのいっぽうで、「プライベートでは、これまでと変わらずとわ子と仲良くしたい」と言ってくるし、本当に訳が分かりません。
小鳥遊に振り回されつつも、徐々に惹かれていくとわ子。元妻の恋心を察した3人の元夫たちは、気が気ではなく……!?
【小鳥遊がオンとオフを分けるようになった理由】
小鳥遊は、今でこそ「完全無欠のエリートビジネスマン」ですが、ここまでの道のりは決して平坦ではありませんでした。
17~31歳のときは、「ヤングケアラー」として、たった1人で家族を介護。
その後、今の会社の社長に拾われて救われたものの、恩があるから「社長の命令には逆らえない」となり、人から恨まれるような仕事もするようになります。
それだけでは飽き足らず、やがて娘との結婚まで迫られるように……。
一時はそんな毎日が嫌になって、心を許しかけた同僚にうっかり「なりたかった俺はこんなんじゃなかったんだよ」と愚痴を言ったこともありましたが、
「贅沢言ってんじゃねーよ、いいよなァお前は。」
と言われて、2度と人前で本音を言うまいと心に誓ったのです。
過剰なほどにオンとオフを分けるのには、こうした理由があったんですね……切ない(涙)。
【人生は楽しんでいいに決まってる】
小鳥遊は、ヤングケアラー時代を「人生がない期間があった」と振り返っています。
そんなときに、手を差し伸べてくれたのが、小鳥遊が仕える社長。
「とりあえずお前、人に作ってもらった飯食え」とカレーを差し出し、「居場所」を作ってくれた社長のことを、裏切れないと感じているようなんです。
自己犠牲を絵に描いたような小鳥遊に、とわ子は
「たった1杯のカレーで人を閉じ込められるんなら、たった1杯のカレーで逃げ出せばいいんです。そんな恩着せがましい社長のカレーより、ずっと美味しいと思います」
「だって『人生は楽しんでいいに決まってる』、あなたがそう教えてくれたから、作れたカレーだから。」
とカレーを差し出します。これをきっかけに、小鳥遊は社長の娘との結婚をやめると決意したのでした。
「人生がなかった」と感じていた小鳥遊が、とわ子に「人生は楽しんでいいに決まってる」と言い、その言葉で救われたとわ子が、人生を楽しみながら作ったカレーで、小鳥遊は救われた。
気がつけば、お互いに救い合っていた2人……もしかしたら、こういう人を「運命の相手」と呼ぶのかも!?
【まさかとは思うけど「演技」じゃないよね…?】
こうして「ただの怖い人」ではないことが明らかになった小鳥遊。
ですが、一部視聴者のあいだでは「これも演技だったらどうしよう」と心配する声があがっており、もしそんな展開だったら怖ろしすぎてギャン泣きしちゃう。
どうか小鳥遊が演技していませんように……と願いつつ、気になるのは2人の恋の行方!
とわ子の4番目の夫「シーズン4」となるのか、それとも全く違う関係性を築くのか……次回のお話も気になりすぎますっ。
参照元:カンテレ、Instagram @omamedatowako、Twitter @omamedatowako
執筆:田端あんじ (c)Pouch
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【現場より】
オダギリさんの後ろをそっとついてまわっていたのになかなか気付かれず、ようやくオダギリさんが気付いてくれて、ニコニコ笑いながら「俺存在感ないな〜」と言っていた今日の龍平さん。#まめ夫
— 大豆田とわ子と三人の元夫 11/5(金)Blu-ray&DVD BOX発売 (@omamedatowako) May 30, 2021
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