フジファブリックの代表曲『若者のすべて』が、令和4年度の高校の教科書に掲載されることが決定。

夏の終わりにピッタリなこの曲が、夏の終わりに教科書に載ることになるだなんて……胸がいっぱいになってしまいます。

この曲を聴いたことがない人にも、ぜひともこの機会に知ってほしい……!

【若者たちに歌い継がれる『若者のすべて』】

『若者のすべて』が掲載されるのは、教育芸術社『令和4年度 高等学校用教科書 音楽Ⅰ MOUSA1』。

時代を彩る歌唱教材」として紹介されます。

「MOUSA」シリーズのコンセプトは「卒業後も手元に残しておきたい教科書」。

『若者のすべて』のほかには、米津玄師さんの『Lemon』も掲載(!)されていて、この教科書で学べる学生さんがうらやましすぎる~!

また教科書に載るということは、もっと先の未来まで、歌い継がれていくということ。

若者たちが、『若者のすべて』を口ずさむ光景を想像するだけで、なんだか泣きそうになってしまいます。

【いい曲なので聴いてくだされ】

『若者のすべて』は2007年にリリースされた楽曲。

夏の終わりの、最後の花火大会を名残惜しむ歌詞が切なく、「夏になると毎年聴いている」というファンも多い曲です。

かくいう私もそのひとりで、

「真夏のピークが去った 天気予報士が テレビで言ってた」
「夕方5時のチャイムが 今日はなんだか 胸に響いて」
「最後の 花火に 今年も なったな 何年経っても 思い出してしまうな」

といった、ひとつひとつの歌詞を嚙みしめては、涙を浮かべて感傷に浸るのが「夏の恒例行事」と化しています。

今年も、あっという間に過ぎ去ってしまった夏。

YouTubeにMVが公開されているので、夏の余韻に浸りつつ、じっくり堪能してみてはいかがでしょうか。

参照元:教育芸術社Twitter @Fujifabric_infoYouTube
執筆:田端あんじ (c)Pouch