“会員制〇〇”ってなんだか特別感があってそそられる。だけどちょっと敷居が高い、というようなイメージがありますよね。
コロナ禍で色んな会員制のお店やサービスが増えたようなのですが、なかでも気になったのが、会員制のパフェバー。
今回、渋谷にある秘密のパフェバーに潜入できることになったので、その様子をレポしていきますね……!
【ムーディーで大人な空間が広がる店内】
今回足を運んだのは、「Remake easy(リメイクイージー)」。
禁酒法時代のスピークイージー(隠れ家バー)を彷彿とさせる、完全会員制・住所非公開のパフェバーです。
記者にも事前の住所の連絡はなく、関係者と駅で待ち合わせてお店まで案内していただくという徹底ぶり!
渋谷の雑居ビルの中にあるお店の重厚なドアを開くと、そこはまさにオトナの隠れ家といえるムーディーな空間が広がります。
明かりを最小限まで落とした店内は、カウンターやソファ席など全13席。銅板をあしらったバーの壁面がブロンズ色の渋い輝きを放ちます。昼なのに、ここだけ夜みたい〜! そして、なんだかいい女になった気分〜!
こういうお店って緊張してしまいがちですが、感じの良いスタッフさんたちが和ませてくれました♡
【お酒とパフェが合うのか…⁉︎】
パフェは月1で変わる季節限定の1種類と、レギュラーメニューの「イチゴの花畑パフェ」(3200円)、「キャラメルショコラとバナナのパフェ」(3200円)の2種類。
バーというだけあってお酒の種類も豊富で、パフェにあったペアリングカクテルを提案してもらえます。
今回は「イチゴの花畑パフェ」をオーダー。お酒が飲めない私にスタッフさんがオススメしてくれた、カリンを加えたジンジャエールをペアリングしてみました。
目の前で作ってくれるパフェは、季節に応じて苺の種類を変えたり、アマレットを加えた生クリームやフランス産のバニラアイスを使ったりと、素材にこだわり抜いているのが印象的です。
完成したパフェとドリンクの見た目の美しさといったらもう、もう……!
食べてみると、甘さが控えめで、よくあるカフェのパフェとは一線を画す至高の味わい。フレンチのコースの最後に出てくるデザートのような上品で洗練されたパフェなんです!
正直、お酒に甘いパフェが合うのか少々疑問だったのですが、これならカクテルとも違和感なく味わえそう。私のドリンクは、八角のスパイシーな香りとキリリと辛口なジンジャエールのテイストが際立っていて、パフェとの相性も抜群でした。
パフェやドリンクの美味しさも魅力ですが、秘密基地的な空間で非日常感が味わえるのもまた魅力。これは絶対デートで連れてきてもらったらホレてまうやつ……! 女友達とちょっと贅沢な気分でシメのデザートを食べに来るお店としてもぴったりです。
【スマホの修理や充電もできるんです】
「リメイクイージー」は、もともとスマホの修理を請け負うお店が、修理を待つ時間を楽しんでもらえるようパフェを提供し始めたのがきっかけでできたお店。
現在もスマホの修理のサービスは続けており、カウンターテーブルには置き型の充電器を搭載しているのも特徴です。
会員の料金は月額3000円(税込)で、新規会員募集は公式Twitterでお知らせするとのこと。(会員になると住所を教えてもらえます)
前回募集した際はわずか数分で埋まってしまったそうなので、会員になりたい方は公式Twitterをフォローしておくのがおすすめです。
事前に予約が必要なので、混みすぎたり、待たされたりすることがないのもうれしいところ。
ちなみに2月の季節限定パフェは「ショコラ フランボワーズ ホリックパフェ」 (3500円)。チョコレート菓子の王道、「フォンダン・オ・ショコラ」をパフェに“リメイク”するというコンセプトで作ったものなのだとか!
ちょっと背伸びしてみたい時、ぜひこの非日常感とこだわりのパフェを味わってみてください〜♪
参考:Remake easy
撮影・執筆:沢野ゆうこ
Photo:(c)Pouch
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