西日本の広い範囲を襲った「平成30年7月豪雨」。多数の犠牲者を出した災害の爪あとは大きく、未だ被害の全貌がつかめていない状態です。

募金やボランティアなどの他に、日常生活の中で被災地域を少しでも支援したいと考える人におすすめしたいのが、被災地域の特産品などを「食べて応援」すること。

とはいっても何をどう買えばいいのかわからない……そんなときに大いに役立つのが、自治体直営の「アンテナショップ」です。県が展開するアンテナショップには、その地域ならではの名産品や土地のものを使ったグルメがずらりと並んでいます。それまで知らなかった魅力あふれる各県の産物をいただく、それが支援になるのであれば素晴らしいことでしょう。みなさまもぜひ、アンテナショップに足を運んでみてください。

今回紹介するのは、岡山県と鳥取県のアンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」。東京・新橋にあるこのお店の2階、カフェ・レストラン「ももてなし家」の「岡山白桃パフェ」が素晴らしい! 東京じゃなかなかお目にかかれないほどの、それは贅沢なパフェなのです!

【旬の桃を使ったパフェが1280円!】

岡山県の特産品である白桃は、いままさに旬の果物。「とっとり・おかやま新橋館」でも白桃フェアを大々的に展開していて、店内に入った瞬間、みずみずしい桃の香りがふわっと鼻腔をくすぐります。

2階にあるカフェ・レストラン「ももてなし家」でも、2018年7月4日から「白桃アイスクリーム」に「MOMOモヒート」など白桃を贅沢に使ったデザートやドリンクを期間限定で提供中。

中でも目を引くのが看板メニューの「岡山白桃パフェ」! 上から下まで桃づくしで、それはもうめちゃめちゃ豪華です。しかもお値段は1280円とリーズナブル。パフェ専門店でフルーツをふんだんに使ったものを注文すると2000円近くするのでかなり破格です。これぞ、アンテナショップ価格。

【岡山県の食がギュッとつまった桃のパフェ】

さっそく注文すると……とんでもなくお上品でかわいらしいパフェがキターーー! 本当に上から下まで桃だらけ!  白桃の淡いイエローと、淡いピンクのジュレ、白いソルベやヨーグルトの色合いがなんとも涼しげです。

一番上に載っているのが、ミントと桃のソルベ。しゃりっとした食感と、桃のほのかな甘さとミントの清涼感が夏にぴったりです。この日の気温は30度越え。ひとくち目から涼を感じられます。

そして薔薇の花びらのように幾重にも飾り付けられた白桃。じゅわっとジューシーで、上品な甘さがたまりません。食べても食べてもいっぱい出てくる……。ちなみに、桃の種類は日替わりだそうです。

【ヨーグルムースやアクセントに入ったお菓子も岡山県産品】

真ん中の層には、桃のジュレと、これまた岡山の「蒜山(ひるぜん)ヨーグルト」のムースが。このヨーグルトムースの濃厚さとほどよい酸味が桃とぴったりマッチしているのです!

さらに、中には岡山銘菓の「きびだんご」(桃味)や「シガーフライ」というビスケットが隠れています。桃味のきび団子はトロトロ感が白玉みたいでパフェによく合ってましたよー!

【最後のひとくちまで爽やかで美味しい】

そして、一番下には桃のジュレと一緒に桃のコンポートが。缶詰にありがちな強烈な甘さではなく、果実のジューシーさを残した味わいにうっとり……。最後のひとくちまで美味しく完食でした。

桃のみずみずしさってアイスや生クリームに合わせると負けてしまうこともありますが、このパフェはどこを食べても絶妙なバランスで桃の美味しさを最大に生かす逸品になっています。桃の美味しさを知り尽くした岡山ならではなのではないでしょうか! 夏にピッタリの桃のパフェ。何度も言いますけど、これで1280円はお得すぎます。 桃好きの方には全力でおすすめです。

同店の方いわく「桃が旬の間は全力で推していく」ということでしたので、お近くに行った際にはぜひ立ち寄ってみてください。

【今回訪れたお店】
とっとり・おかやま新橋館 ビストロカフェ ももてなし家
住所:東京都港区新橋1-11-7 新橋センタープレイス2階
営業時間:11:00-22:00 (LO21:00)
定休日:年中無休(年末年始を除く)

参考リンク=とっとり・おかやま新橋館
執筆=御花畑マリコ (c)Pouch

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▼座席数も多く、混んでいなかったので穴場です。また来たい……。

▼ローストビーフプレートなどほかのメニューもおいしそう。ランチタイムが17時までというのもすごい……!

▼他の桃フェアのメニューもおいしそう!