台湾の冬は意外と寒く、この季節はあたたかいスイーツが好まれます。特にもちもちの白玉団子みたいなスイーツ「湯圓(タンユエン)」は、冬至に「湯圓」を食べる習慣もあるくらい、冬の定番スイーツとして親しまれています。
私も家でつくろ~と思ってスーパーに行ったら……冷凍食品コーナーにユニクロの定番・ヒートテックのロゴが入った「湯圓」が並んでいるではありませんか!
なんだろう、このシュールな光景。とっても気になったので、購入して食べてみることにしましたっ。
【食べてあたたかく着てあたたかい】
寒い時期はヒートテックを愛用している人が多くいるほど、台湾でもユニクロは大人気! そんなユニクロとコラボしたのは、「湯圓」が人気の食品メーカー「桂冠食品」です。
「食べてあたたかい湯圓と着てあたたかいヒートテックで、今年の冬をあたたかく過ごそう♪」
ということらしく、そういうコラボの仕方、ユニークじゃないですかっ!
ラインナップは、
・「黒ごま(芝麻)」「ピーナッツ(花生)」 /2種 各10個入り・各60元(約270円)
・「黒ごま湯圓」と甘酒のような味わいの「酒釀(チューニャン)」のセット「酒釀芝麻湯圓組」/235元(約1,060円)
「酒釀芝麻湯圓組」は主に「全聯福利中心」というスーパーで販売されていますが、黒ごまとピーナッツの湯圓は「ファミリーマート(全家)」や「カルフール(家樂福)」でも購入できます。
私はスーパーで「黒ごま」と「ピーナッツ」の湯圓を1つずつ購入。パッケージはヒートテックのロゴのおかげか、とても暖かそうです。
【ゆでるだけで簡単♪】
「湯圓」の調理方法はとっても簡単。沸騰したお湯に「湯圓」をいれ、ふたたび沸騰したら弱火にし、湯圓が浮いてから5~8分たったら完成です。
ゆでていくと「湯圓」が2倍くらいの大きさにプク〜~~~っとふくらんできましたよ!
【やさしい甘さ&身体があたたまる】
さっそくゆでたての湯圓をいただきたいと思います♪
まずは「黒ごま」から。
パクっとほおばってみると、あたたかくてもちっとした食感とともに、とろ~んとした餡がくちいっぱいに広がります。
すった黒ごまのザラっとした食感、そして香りと甘さが心地よい♡
いっぽうの「ピーナッツ」にももとろ~んとした餡がたっぷりはいっていました。
甘さはしっかりめ。同じくもちっとした食感とともに、ピーナッツクリームをやわらかくしたような、つぶつぶ入りのめちゃ濃厚餡です♡
どちらも食べごたえがあり、ひとりで6個はちょっと多かったな? と思うくらい小腹が満たされました。あたたかくてやさしい甘さの湯圓に、身体がほっこりあたたまります♪
この2種類の湯圓はスケジュールさえ合えば、保冷バッグを活用してお土産にできるかも? と思いました。「ヒートテックのロゴ入ってる!?」と、みんなに驚かれそうですね。
冷凍食品の「湯圓」だけでなく、台湾の街には湯圓をいただけるスイーツ店もたくさんあります。台湾を訪れたときには、ぜひ味わってみてくださいね♪
※日本円への換算は、2022年11月29日現在のものです。
参考リンク:桂冠食品
撮影・執筆:Yui Imai
Photo:(c)Pouch
コメントをどうぞ