毎年やってくる花粉の季節。花粉症の人たちの症状をやわらげ、QOLを上げるためには、周りの人の協力が必要です。
私は未だ発症していないのですが、花粉症の友人たちが戦々恐々としている様子を見ると胸が痛みます。
だからこそ、花粉症のホントのところを知りたいッ! 「花粉症に関する意識調査」を参考に、花粉症について紐解いていきましょう。
【花粉症のピークはいつ?】
日本気象協会によって「花粉飛散量が過去10年間で最大」と予報された、昨年2023年。
一条工務店が花粉症の男女505名を対象に実施した「花粉症に関する意識調査 2024」によると、昨年は2月から3月にかけて花粉症の症状が出た人が急増し、4月がピークに! また当時は、6割以上の人が「自宅でも屋外と同程度、もしくは症状がひどくなった」と回答しています。
スギ・ヒノキ花粉症のシーズンは、2月初旬から5月の連休あたりまで。つまり、もうすでに花粉の季節が到来しているというわけです。
【「つらい」と理解してほしい】
また今回の調査では、次のことも明らかに!
・花粉症の人の9割が「花粉症によって自身のパフォーマンスが落ちる」と感じている
・花粉症の人の1割超が、花粉症の影響で仕事を休んだり、働き方を変えた経験がある
・花粉症の人の2割超が「花粉の侵入を防ぐ家が実現できるなら10万円以上支払ってもいい」と思っている
だからこそ、花粉症ではない人に、この実態を理解してほしいと思っているよう。「もっと花粉症のつらさを分かってほしい」と感じている人は約8割にのぼりました。
【花粉症ではない人ができる「花粉対策」】
花粉症ではない人が、花粉症の人にできることとは、いったいなんなのかーーー。
今回の調査における、花粉症ではない同居の家族にもっと気遣ってほしいこと第1位は「なるべく窓を開けないでほしい」(33.1%)でした。
続いて多かったのは、「家に入る前に上着についた花粉を払ってほしい」(29.6%)、「だるそうでも大目に見てほしい」(27.9%)、「洗濯ものを外に干さないでほしい」(25.2%)。
また、花粉症の人自身が強化したい花粉症対策としても、「なるべく窓を開けない」に多くの支持が集まっています。窓を開けずに空気清浄機などを使用するなど、まずはできることから始めましょうっ。
参照元:プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch
Photo:ぱくたそ
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