初夏になると姿を現し始めるホタル。希少な昆虫というイメージが強いものの、全国各地には “知る人ぞ知るホタルの観賞スポット” が存在します。

今年はちょっぴり足を延ばして、ホタルに会いに行きませんかっ。ということで、いまから行ける幻想的な「ホタル観賞スポット」をご紹介してみます!

【全国各地の幻想的な「ホタル観賞スポット」5選】

<神奈川>奥湯河原温泉 海石榴つばき「蛍の夕べ」

池庭や奥座敷の自然を活かした初夏の恒例イベント「蛍の夕べ」を今年も開催! 初夏の夕涼みプランと題した宿泊プランを発売中です。

お部屋でゆっくりホタルを楽しめるほか、「冷製鮑の柔らか煮 または 海石榴厳選冷酒の飲み比べ(大人向け)」「花火セット(子ども向け)」「扇子」といった特典も!

場所:海石榴 迎賓館・長寿楽
期間:2024年6月8日〜6月23日 19時30分〜21時
料金:参照元からご確認ください
参照元:海石榴プレスリリース

<静岡>東伊豆・大川温泉 竹ヶ沢公園「ほたる観賞の夕べ」

地元の明主の旧邸庭園を再現した竹ヶ沢公園には、多数の動物たちが生息しており、夏前にはホタルが集まります。

毎年3月には約5000匹以上のホタルの幼虫を放流している上に、自然発生する個体もいるのだとか。絶景ポイントは「静岡県のみずべ100選」にも選ばれた園内の池で、水面に揺れる美しい「蛍火」を体験できること。

周辺施設には関連の宿泊プランも! 北川温泉の吉祥CARENの「【初夏の風物詩「ホタル観賞の夕べ」】往復送迎付き宿泊プラン」を利用すると、イベント会場まで往復送迎してもらえますよ♪

場所:竹ヶ沢公園
期間:2024年5月31日〜6月9日 19時30分〜21時
料金:大川ほたるの育成環境のための「ほたる育成金」1名につき300円から
参照元:東伊豆観光協会、プレスリリース(1)(2)

<石川>かがり吉祥亭「ほたる鑑賞」送迎付き宿泊プラン

松尾芭蕉も愛した山中温泉のまろやかなお湯、北陸の海の幸を堪能できる、かがり吉祥亭。「幻想的なホタル観賞と夏の風物詩『川床』涼み 宿泊プラン」では、希少なホタルが飛び交う鑑賞スポットへ往復送迎バスでご案内!

夕食時には金箔きらめく「ほたるカクテル」が提供されるほか、川床の利用券、街歩きチケットなどの特典もついてきます。

場所:かがり吉祥亭
期間:2024年6月1日〜6月15日(※火・木曜日の設定はなし)
料金:夕・朝食付き 2名1室 1名につき2万500円から
参照元:かがり吉祥亭プレスリリース
※子ども料金あり、税・サービス料込、入湯税150円別です。

<京都>星のや京都「奥嵐山の蛍狩り」

嵐山は京都府内でゲンジボタルが生息する数少ない地域のひとつ。「かつて平安貴族が過ごした夏宵の風情を現代でも味わってほしい」という思いのもと、

・蛍狩りに使用していた「蛍籠(ほたるかご)」をイメージした行灯を携えてホタルの生息ポイントへ
・赤紫蘇をしぼった特製ドリンクで宵涼み
・現代京ことばに訳した源氏物語「蛍」の語りを聴く

といった体験ができるのだとか! まさしく平安時代にタイムスリップしたかのような気分を味わえそうです。

場所:星のや京都
期間:2024年6月7日〜6月9日、6月14日〜6月16日
料金:1名につき5500円
参照元:星のや京都プレスリリース
※7日前まで受付、宿泊者が対象。料金は税・サービス料込、宿泊料別です。

<島根>島根の温泉旅館「ゆとりろ津和野」ホタル観賞プラン

「ゆとりろ津和野」は、山陰の小京都・津和野エリアで唯一の天然温泉宿。

おすすめのプランは、「【ホタル観賞】ふわりと舞う幻想的な美しさ、夜ホタルを見ながら癒されデート」です。宿がある地域は天然のゲンジボタルの生息地と言われており、夕食後にはホタル観賞スポットまで送迎してくれます。

場所:ゆとりろ津和野
期間:2024年6月8日〜6月20日
料金:2名1室利用時 1名につき1万6720円から
参照元:ゆとりろ津和野プレスリリース

【鑑賞するときはお静かに…】

明るい場所が苦手なホタルは、街灯の届かない静かな水辺を好むため、街なかで目にする機会はほとんどありません。

鑑賞しにいくときは、ホタルを驚かさないようご注意を! また、天候などによりホタルが観賞できない場合もあるので、予めご了承ください。

執筆:田端あんじ (c)Pouch
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