「イギリス映画」の記事まとめ

ギクシャクした父娘はわかりあえる?サンダンス映画祭で大絶賛『SCRAPPER/スクラッパー』はポップなインテリアにも注目

【最新公開シネマ批評】
映画ライター斎藤香が現在公開中の映画のなかから、オススメ作品をひとつ厳選して、本音レビューをします。

今回ピックアップするのは、サンダンス映画祭で大絶賛された『SCRAPPER/スクラッパー』(2024年7月6日公開)です。

母親を亡くしてひとり暮らしをしていた少女の元に、12年ぶりに父親が会いに来ることから始まる物語。ヴィジュアルのセンスも抜群だし、逞しく生きるヒロインと父との関係が変化していくプロセスがいいんですよ〜。では、物語から。

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家族を守るための仕事で家族がバラバラに…『家族を想うとき』が描くイギリスの「働き方問題」は日本と同じでした

【最新公開シネマ批評】
映画ライター斎藤香が現在公開中の映画のなかから、オススメ作品をひとつ厳選して、ネタバレありの本音レビューをします。

今回ピックアップするのは英国の名匠ケン・ローチ監督作『家族を想うとき』(2019年12月13日公開)です。是枝裕和監督が大尊敬する映画監督であるケン・ローチの作品は、社会の弱者にスポットをあてた作品が多く、リアリティある人物描写でさまざまな家族の姿を見せてくれます。本作は英国の労働者階級の家族の今を切り取った作品で、すご~く考えさせられます。では物語から。

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猫との出会いで貧困生活を送っていた青年の人生が変わった実話映画『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』【最新シネマ批評】

【最新シネマ批評】
映画ライター斎藤香が最新映画のなかから、オススメ作品をひとつ厳選して、レビューをします。

今回ピックアップするのは、英国映画『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』(2017年8月26日公開)です。

どん底生活のストリートミュージシャンが、猫との出会いで人生を大きく変化させた実話を映画化。猫のボブが可愛いのはもちろんですが、人生を変える力を持っているとは! 英国のキャサリン妃も大絶賛した、夢と希望と愛がつまった作品です。

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くまの『パディントン』が実写映画に! ベン・ウィショーが演じる紳士的でけなげなクマさんに萌え萌えです【最新シネマ批評】

[公開直前☆最新シネマ批評]
映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画のなかから、おススメ作品をひとつ厳選してご紹介します。

今回ピックアップするのは、英国映画『パディントン』(2016年1月15日公開)です。クマのぬいぐるみは「プーさん」だけではありません。パディントンは英国のアイドルで、世界40カ国以上で翻訳されている児童文学作品。絵本、アニメ、キャラクターグッズもいろいろ。日本にもマニアはたくさんいるのです。

そんなパディントンが大活躍する実写映画が『パディントン』。小さなぬいぐるみかと思ったら、意外に大きくてビックリしましたが、その言動は紳士的でけなげなパディントン! ではご紹介しましょう。

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