かつて中東でもっとも平和な国であった、シリア。しかし出口の見えない内戦が長く続き、街は破壊され、数多くの人々が国から逃れ難民として暮らしています。幸せな日々を突然失った子供たちの気持ちを思うと、やりきれないものがあります。
ただそれは遠い中東だからちょっとピンと来ないかもしれない……では、それがもしイギリスで起こったことなら?
内戦が起きたという設定のもと、シリアをイギリスに置き換えて少女の悲惨な日々を描いたムービー、「The Most Shocking Second A Day」。こども支援専門の国際組織『セーブ・ザ・チルドレン(Save the Children)』が2014年に発表された映像は、幸せな日々を失っていく少女の姿とリアルに映し出される悲惨な状況から、大きな話題となりました。
そして、今年5月9日から、その続編「Still The Most Shocking Second A Day」が公開されています。前作同様に「映像上の1秒=少女の1日」というスタイルで描かれるこの作品もまた、必見です。