【最新シネマ批評】
映画ライター斎藤香が最新映画のなかから、オススメ作品をひとつ厳選して、レビューをします。
今回ピックアップするのは、満島ひかり&永山絢斗共演作『海辺の生と死』(2017年7月29日公開)です。作家の島尾敏雄と島尾ミホの出会いと愛し合う日々を、太平洋戦争を背景に描いた物語です。
と、書くと「戦争映画、重そう……」と思うかもしれませんが、これが全然違います!
いろんな意味で予想を良い意味で裏切ってくれる作品でもあり、とても深くて清らかな恋愛映画です。では物語から。
【最新シネマ批評】
映画ライター斎藤香が最新映画のなかから、オススメ作品をひとつ厳選して、レビューをします。
今回ピックアップするのは、満島ひかり&永山絢斗共演作『海辺の生と死』(2017年7月29日公開)です。作家の島尾敏雄と島尾ミホの出会いと愛し合う日々を、太平洋戦争を背景に描いた物語です。
と、書くと「戦争映画、重そう……」と思うかもしれませんが、これが全然違います!
いろんな意味で予想を良い意味で裏切ってくれる作品でもあり、とても深くて清らかな恋愛映画です。では物語から。
目視でようやく見えるほどの距離で爆発が起こった、その数秒後。突如爆音と共にカメラを激しく揺さぶったのは、衝撃波!
数多くの戦闘に関するビデオをYouTubeに投稿し続けるユーザー「FUNKER530 – Veteran Community & Combat Footage」による作品に、あなたもきっと大きな衝撃を受けることでしょう。 “衝撃波” だけに、ね。
2015年7月は、広島と長崎に原爆が落とされてから、ちょうど70年目に当たる節目のときでした。
このタイミングを機に、首都大学東京システムデザイン学部の渡邉英徳研究室は、広島女学院中学高等学校と共同で、膨大な被爆資料と最先端技術を融合した多元的デジタルアーカイブズ「ヒロシマ・アーカイブ」を大幅にバージョンアップ。
「広島原爆の日」の1カ月前となる同年7月6日に公開された、広島原爆の実相を世界に伝える多元的デジタルアーカイブズ 「ヒロシマ・アーカイブス」を、本日はみなさまにご紹介したいと思います。
[公開直前☆最新シネマ批評]
映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画のなかからおススメ作品をひとつ厳選してご紹介します。
今回ピックアップしたのは、塚本晋也監督作『野火』(2015年7月25日公開)です。1959年に市川崑により映画化された大岡昇平の同名小説を、塚本晋也監督の脚本、製作、主演により再び映画化。
今や世界の塚本といっても過言ではない塚本監督ですが、この映画は塚本監督、念願の映画化作品です。戦地をさまようひとりの日本兵が体験した世界を描いており、主人公が見た世界を観客も疑似体験できるというか……。かなり衝撃的な映画ですが、戦争をしない国ニッポンが戦争へと傾きかけている今こそ見るべき作品です。
ハデな蛍光グリーンのドレスを着た男性。しかし、明るい衣装に対して表情は悲痛です。それもそのはず、彼が訪れたのは墓地。その日はなんと、アフガニスタンで戦死した彼の親友ケビンのお葬式だったのです。
いったいなぜワンピースを着て参列しているのか? その理由が泣けるとネット上で話題になっています。
3月15日でシリア紛争ぼっ発から3年が経過します。
連日各メディアを通して大きく取り上げられていたシリア紛争ですが、最近ではめっきりその報道も減少、日々私たちの記憶から遠ざかっていることは否めません。
本日みなさまにご覧いただくのは、子ども支援専門の国際組織『セーブ・ザ・チルドレン(Save the Children)』が制作した、93秒間の衝撃的な映像作品『今、世界のどこかで起きていること:Most Shocking Second a Day』です。
人類はこれまで、数え切れないほどの戦争を体験してきました。そして今なお、悲しいことに、世界のどこかで争いごとが続いています。
今回ご紹介するのは、動画サイトyoutubeに投稿されていた、1000年から2008年の1008年間に世界中で起きた戦争を視覚化した映像、『World Battleground, 1000 years of war in 5 minutes』です。映像中にある戦争名のクレジットや爆発の大きさは、戦争の規模を表しているのだそう。そのため観ているだけで、人間が過去に「どこで」「どれほどの規模の」戦争をしてきたかが一目瞭然です。