全身のあらゆる部位に刺激を与えることで、効果的に筋肉をほぐしてくれるという「振動ボール」。

SNSで「ほどよい振動が気持ちいい」という口コミを見つけてからというもの、私はずっと気になっていました……。

そんなある日のこと、「振動ボールが付録になって編集部に届いた」という特報が! しかも人気モデルのSHIHOさんが監修を務めているらしく、期待しかないんですけど〜〜!!

【どんなアイテム?】

2023年12月21日発売『&ROSY(アンドロージー)2024年 2月号』(宝島社)の付録として登場する「振動ボール」。

手のひらサイズのボールで、凹凸をよく見ると丸や三角など、さまざまな形があります。ブルブル振動する上に、気になる部位に押し当てることで刺激することができるみたい。

単4電池3本で稼働する仕組みで、ボール本体を反時計まわりに回すとパカッと開き、電池をセットする部分があらわになります。なお、電池は別売りなので、用意するのを忘れずに〜!

操作方法はいたってシンプル! 電源ボタンが1つあるのみで、ボタンを押す回数によって振動を調節できるんです。

1回押す→弱(電源オン)
2回押す→中
3回押す→強
4回押す→電源オフ

【いろんな部位に使ってみた】

それではさっそく使ってみましょうか。まずは弱〜強の刺激がどんなものなのか確かめつつ、ほぐすのに適した部位を探してみることにします。

<弱>
結構な刺激! 普段使いには「弱」で十分。肩やこめかみ(頭)、デコルテなど、顔から近い部分をほぐしたいときに。

<中>
さらに刺激が強まる! 「弱」に物足りなさを感じる人にはちょうどいいかも。腕や脇など、自分ではほぐしにくい場所を緩めたいときに。

<強>
手がしびれるほどの刺激! 背中や脇、脚など、顔から遠い場所を刺激するのに向いている。頑固な肩こりにも効きそう。

【物足りないくらいがいいのかな?】

私のお気に入りは「弱」モード。特に、こめかみから頭にかけて、ごろごろと滑らすように刺激を与えると、めちゃくちゃ気持ちいい〜!

手軽にヘッドマッサージできるので、お仕事中のリフレッシュにもちょうどよさそうです。

ちなみに、使用し続けているうちに「弱」では物足りなくなって、「中」へ移行することもしばしばでした。

頑固な肩こりには「強」! ただし、振動ボールを直接手に持つと痺れてしんどくなるので、「ストッキング(タイツ)やタオルで包む」か「自重に頼る」のがおすすめです。

背中や肩甲骨まわりをほぐすなら、ストッキングやタオルに包んで、背中をごしごし洗う感じでごろごろ転がしてみてください。

鼠径部(そけいぶ)や脇、膝の裏などをほぐしたいときは、振動ボールの上に寝転がったりしながら、自重をかけてみて。この方法でチャレンジしてみたら、普段自分ではケアが行き届かない部分までほぐせましたよ♪

【メリットとデメリット】

正直に言うと、私が今までレポしてきた美容系付録の中でダントツのお気に入り! 私のように全身に力が入りがちな人、慢性的に凝っている人にはハマると思います。

そんな私が実際に使用して感じたメリットとデメリットはこちらです。

■メリット
・女性の小さめな手でも握りやすくて非常に扱いやすい
・凸凹がちょうどいい刺激
・軽量
・電池式で動く&コンパクトサイズなので持ち歩きにも便利(移動中でも使える)

■デメリット
・中〜強の場合、手に持つと刺激が強すぎる
・ボールを開閉する部分が固めで開きにくい

ただし、振動ボールの刺激がなかなか強いので、手の痺れには要注意。ストッキングに入れて使うと、手に直接刺激がないばかりか、ストッキングが伸縮するので扱いやすいです。

また、ボールを開閉する部分が固めなところも気になりました。手をケガしたり、ボール自体を壊してしまわないよう、力加減に気をつけて。

『&ROSY 2024年 2月号』のお値段は税込み1980円。これだけの付録がついて、このお値段は「破格」じゃないでしょうか。

毎日のセルフストレッチにはもちろん、年末年始の帰省や旅行のお供にも最適だと思いますよっ!

参照元:宝島チャンネル楽天Amazon
執筆・撮影:田端あんじ
Photo:(c)Pouch