電気刺激によって筋肉にアプローチする「EMS」。家庭用機器の中では、ヘッドフォンのように首に引っ掛けて使用するEMSネックマッサージャーが近ごろ多いですよね。

そんなEMSネックマッサージャーが2023年6月22日発売『&ROSY 2023年 8月号』の付録になるというニュースが飛び込んでまいりました。

過去には美顔器を付録にしていたし、今回も完全に付録の域を超えているからこそ実力が気になる……。

宝島社から実物が届いたのでレポしたいと思います!

【どんなアイテム?】

入浴剤などで知られる「HOT TAB」とのコラボ付録な「首掛けヒートEMS」。

華美な装飾も模様もなく、シンプルな無地×ホワイトで統一。ヘッドフォンのような見た目で首にかけて使うハンズフリーのEMS。これがじんわり首を温めながら筋肉を刺激してくれるといいます。

首の後ろ部分には「HOT TAB」のロゴを刻印。ともに「体を整える」ことに着目しているからこそ、今回のコラボレーションが実現したそうです。

EMS:
首の後ろに配置した2つの金属のパットから伝わる電気で筋肉に刺激を与える

温熱効果:
熱すぎず、ぬるすぎず、心地よい温度でじんわりと温まる温度のヒート効果を搭載

という効果があるとのことです。

【使い方は?】

「首掛けヒートEMS」は電池とUSBのハイブリッド仕様。単4形乾電池2個(※別売り)、もしくは付属のUSBコードを接続して使用できます。

しかも、電池とUSBではEMS使用時の強さが異なるらしく、「USB使用時の方が強い」とのこと。また、使用するときは「1部位1回10分以内&1日合計30分以内が目安」ということです。

あくまでも目安なので、無理のない範囲で使用していいみたい。使用方法はこちらです!

1. 電源ボタンを1回押すと電源がONになり、EMSモード1+温熱モードになる
2. 電源ボタンを2回押すとEMSモード2+温熱モード、3回押すとEMSモード3+温熱モードになる
3. 電源ボタンを4回押すと、電源がOFFになる

ご覧のとおり、強度は3段階で調整可能です。

使用前に必ず水やぬるま湯で肌を湿らすこと。使用後は、柔らかい布などで水分を拭き取ってから保管しましょう。

■注意事項
・使い始めは、必ずEMSモード1から使用して、体に慣らしてからレベルを調整すること
・敏感肌の人は、様子を見ながら行うこと
・必ず環境温度25度以下で使用すること(※温熱モードの温度は環境温度の変化で変わる&30度を超えると温熱の温度も上昇して低温ヤケドの恐れがある)

仕組みを理解したところで、それでは実践していきますよ〜!

【柔らかな刺激なら「電池」】

まずは電池から試してみます。

最も刺激レベルの低い「EMSモード1+温熱モード」からトライしてみたところ……異なる刺激がローテーションでやってきます!

使い始めは刺激が強く感じられますが、慣れてしまえば「ちょっと物足りない」印象。慢性的な首コリに悩まされている私には、さらに刺激が強まる「EMSモード2+温熱モード」がちょうどよかったです。

「EMSモード3+温熱モード」は、さらに刺激が強め。使い始めは、より刺激が強く感じられたのでビックリしましたが、2回目以降の使用からは「ちょっと強めかな」程度に落ち着きました。

温熱モードも、スイッチを押してからゆっくり優しく温まっていくので、リラックスできました。

【刺激を求めるなら「USB」】

つづいて、電池より刺激強いというUSBを試してみます。

最も刺激レベルの低い「EMSモード1+温熱モード」は、電池とさほど変わらない印象。しかし、ひとつレベルを上げて「EMSモード2+温熱モード」にした途端、電池よりも刺激強めになったように感じられました。

これはあくまで私の感想ですが、「電池のレベル3=USBのレベル2」という感じ。

さらにレベルを上げて「EMSモード3+温熱モード」に挑戦したらビリビリ感が強すぎて「ほおおおおお!!!!!」と声が出てしまいました(笑)

レベル3の場合、電池のように「2回目以降から刺激に慣れる」こともなかったので、電流刺激に自信のある人以外にはあまりオススメできないかも……!?

ちなみに、温熱モードに関しては電池との違いがわかりませんでした。

【魅力&気をつけたいこと】

実際に使用して感じた正直な感想はこちらです。

・スイッチひとつで使えるので超カンタン
・付録とは思えないクオリティー(普通に販売されていてもおかしくない)
・柔らかな刺激を求めるなら「電池」、より刺激を好むなら「USB」
・ハンズフリーだから「ながら使い」ができる

同時に、気をつけたいこともありました。

先ほどの注意事項にもありますが、初回はかなり刺激強めに感じられるので絶対にレベル1から試したほうがいいです。

また、電池で使用する際には首を湿らせた水気が電池ボックスに少量入り込むので、使用後は必ず中を確認&水気を拭き取るようにしましょう!

「首掛けヒートEMS」は、首コリ持ちには気持ちてきにかなりありがたいアイテム。

しかも、お値段は税込み1980円です。このレベルの付録がついてきて2000円を切るってすごすぎる!!!!!

参照元:宝島チャンネル楽天
執筆・撮影:田端あんじ
Photo:(c)Pouch

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