もうすぐ3月11日、東日本大震災発生から3年が経過することになります。そして、あの福島原発事故からも。
これほど月日が経っても、未だ震災の爪跡は根深く、こと原発事故にいたっては、その解決まで途方もない時間が要されているというのが現実です。
本日ご紹介するのはメディアカンパニー『VICE JAPAN』が制作したドキュメント映像、『原発20キロ圏内に生きる男 続編』。
もうすぐ3月11日、東日本大震災発生から3年が経過することになります。そして、あの福島原発事故からも。
これほど月日が経っても、未だ震災の爪跡は根深く、こと原発事故にいたっては、その解決まで途方もない時間が要されているというのが現実です。
本日ご紹介するのはメディアカンパニー『VICE JAPAN』が制作したドキュメント映像、『原発20キロ圏内に生きる男 続編』。
【映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画の中からおススメ作品をひとつ厳選してご紹介します】
今回ピックアップするのは、5月4日公開のドキュメンタリー『飯舘村 放射能と帰村』。飯舘村とは、福島第一原子力発電所事故により、全村避難とされた村です。原発から30キロ以上も離れているのに、風向きや降雪、降雨の影響で、大量の放射能が村に降り注ぎ、飯舘村の人々も故郷を追われる羽目になりました。土井敏邦監督は、故郷を追われた飯舘村の人々に密着取材。
事故から1カ月も遅れて政府から計画的避難区域とされたことで、人々が負った精神的な傷、今なお消えない不安、政府への怒りをインタビューと映像とともに浮彫りにしていきます。
大気中の放射線量を測るには、主にガイガーカウンターという専用の測定器で測定することは、もう皆さんご存知のはず。
でも、もっと気になるのは毎日食べる食品に含まれる放射濃度なんですよね。ガイガーカウンターでは、食料や水に含まれる放射性濃度を測ることはできないし……じゃあ、いったい、どうやって測定したらいいの? → 続きを読む