いまや欧米ではクリスマスの定番になっている、ダサいセーターこと「アグリーセーター」。

ここヨーロッパでも、11月に入ると店頭に並び始めるのですが、毎年すぐに売り切れてしまうほどの争奪戦なんです。

そもそも何でダサいセーターを着るんだろう……? クリスマスにおしゃれをしたくないの?

この疑問を解決すべく、海外の友人にアグリーセーターについて聞いてみました!

【アグリーセーターはダサくないのさ!】

今回は、8カ国の人に『アグリーセーターの文化はある?』と聞いてみました!

Marsha(アメリカ)
「アメリカでは人気よ! クリスマスパーティーに着ていく人が多いんじゃないかな」

Patrick(アイルランド)
「これはユーモアを楽しむもので、断じてアグリー(ダサい)じゃないからね! ちなみにサンタやトナカイの柄は、クリスマスシーズンだけに着られる特別なものなんだよ」

Bhavna(イギリス)
「家族や友人、同僚と祝うクリスマスイベントで着るよ。僕もとびっきりダサい柄のセーターを持ってるんだ!」

Swift(フランス)
「私も持ってるけれど、全然ダサくないわ! むしろとてもかわいいと思う」

【いっぽうでこんな回答も】

Jason(イギリス)
「クリスマスの伝統だけど、クリスマスは子どものためだから、大人が着ているのはちょっとおかしいかな」

Adam(イギリス)
「クリスマスに着る人も多いけど、僕はちょっと古いジョークに感じちゃうな」

Sebastian(ドイツ)
「ドイツにはないと思うな。アメリカ文化じゃないかな?

Jazmin(メキシコ)
メキシコでは先住民族の伝統的なドレスを着るよ。だからアグリーセーターの文化は無いわ」

Olga(ベラルーシ)
「私の国には無いわね。クリスマスはドレスやスーツで美しく着飾らないと!

Gustavo(ブラジル)
「ブラジルは夏真っ只中だから、めちゃくちゃ暑い。暑すぎて、セーターを着れないよ」

【日本でも流行るかな?】

過半数の友人から「絶対にダサいセーターじゃないからね!」と、強く念押しをされちゃいました。

回答を聞くにつれて「かわいいかも?」と、思えてくるから不思議なものです。

実際に街で着ている人を見ると目で追っちゃうし、着ているだけでネタになり話が弾みそう!

日本にアグリーセーター文化が浸透する日も近いかも⁉

協力:香月実穂フレンズ
写真・執筆:香月実穂
Photo:(c)Pouch

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