「渋谷直角」の記事まとめ
“小学生お断り! コロコロ卒業生に贈る大人のコロコロ”という触れ込みで売出し中の小学館の漫画雑誌「コロコロアニキ」。現在発売中の第8号では創刊40周年を記念し、めちゃくちゃレアで豪華な付録がついているんです!
それはなんと、幻の「コロコロコミック」創刊号がネットで読めちゃうというもの。コロコロ創刊号専用サイトにアクセスしてシリアルコードを入力すると、創刊号の表紙から最後のページまで、当時の広告まで含めて520ページがまるっと全部読めちゃうんだって!
当時夢中で「コロコロコミック」を読んでいた世代にとっては、これは胸アツすぎるでしょう……!!
年が明け仕事が始まったものの、まだまだお正月気分が抜けないという皆さんも多いのではないでしょうか? そんなときは、だらっとした自分にあえて喝を入れるかのような本を読んでみるのもひとつの手です。
今回おすすめするのは漫画『奥田民生になりたいボーイ 出会う男すべて狂わせるガール』。漫画家・渋谷直角さんによる作品で、2017年に妻夫木聡さん主演、『モテキ』の大根仁さん監督で映画公開も予定されています。
これがもう、30代半ばの人たちにとっては読むと身をえぐられるかのような「アイタタタ……」な内容でして。奥田民生のように「力まないカッコいい大人」に憧れつつも、30代という青春の最後の最後で、仕事に恋にもがきあがいている男女の心にグサグサと突き刺さること間違いナシなのです。
2013年、ネットを中心に話題を集めていた『カフェでよくかかっているJ-POPのボサノヴァカバーを歌う女の一生』という漫画。どんな内容かというと、「いい年して夢を捨てきれず、サブカルにまみれて自意識ばかりが肥大した、残念な20代、30代男女の肖像をシニカルな筆致で描く連作短編集」(amazonより)。
たとえば表題作の「カフェでよくかかっているJ-POPのボサノヴァカバーを歌う女の一生」の主人公・カーミィ。ミュージシャンを目指して活動するも、芽が出ないまま35歳に。彼女のなんとしてでも有名になりたい、そのためなら手段は問わないという自己顕示欲っぷりは、読んでいて思わず戦慄するレベル。
そんな自意識が肥大化して手がつけられなくなってしまった通称「ボサノヴァ女」にみんなはなっちゃっていない? その特徴を今からチェックリストでご紹介。当てはまるのがあったら、もしかしたら実はあなたも立派なボサノヴァ女かも!?