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てぇへんだてぇへんだーい! 戦国好きの桃源郷的な居酒屋「戦国武勇伝」さんで、「武将総選挙」が行われているよ! 

これ、AKBのアレよろしく、「戦国時代に活躍した武将」たちを人気投票でランク付けしようというイベント。戦国好きが集まる場での投票だから、面白い結果が出そう! しかも、選挙後にはランク上位の武将をイメージした新しいメニューが誕生するんだってよ!

ということで、隠れ歴女の私(筆者)もいざ鎌倉、と気分ルンルンで投票に参加してみました。すると、前回の総選挙で選ばれた武将たちをテーマにしたメニューを発見。どれどれ〜とメニューを見てみると、「ちょい待ち! そ、それでええのかぁあ!?」とユニークさ満載の「お料理と解説」がズラッと並んでいたのです! 

ということで、前回の「第二回武将総選挙」で選ばれし武将たち、そしてそれをイメージした料理・ドリンクたちの中から、特にユニークだったものご紹介しようと思います!! (以下、“ 画像・タイトル・メモ” を公式facebook「戦国武勇伝」より引用)

【1位】伊達政宗「伊達者Sparkling~右目が無くてもCHA-RA-HEAD-CHARA~」

政宗メモ:仁に過ぎれば弱くなる。義に過ぎれば硬くなる。礼に過ぎれば諂いとなる。知に過ぎれば嘘を付く。信に過ぎれば損をする。
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堂々の第一位に輝いた「伊達政宗」は、ブルーのスパークリングカクテル。レモンも入っており、夏にピッタリの爽やかな仕上がり……。ちょ、メニュー説明それでいいの!? それってドラゴン●ールじゃないのか! 確かに政宗サマは右目が無くても数々の武功をあげちゃって、チャーラヘッチャラだったのは本当に尊敬するけどね。

【9位】織田信長「楽市楽座の甘い宝石~金平糖酒~」

信長メモ:理想を持ち、信念に生きよ。理想や信念を失った者は、戦う前から負けていると言えよう。そのような者は廃人と同じだ。
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結婚式で使われる大盃に注がれた白い酒。アクセントである「こんぺいとう」で楽市楽座の華やかさをイメージした、ようですが……。なんとなく見た目が日本の伝統料理「みそ汁」に見えてくるのです。残念な事にこんぺいとうが酒の中に沈んでしまい、なんとも地味に…。
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ちなみに、日本で初めてこんぺいとうを食べたのは織田信長と言われております。ポルトガルのイエズス会士ルイス・フロイスが二条城に織田信長を訪問した際の献上品の1つがこんぺいとうでした。

【11位】徳川家康「東照大権現の嗜好品~鯛南蛮焼き~」

家康メモ:人間はの、最も多くの人間を喜ばせたものが最も大きく栄えるものじゃ
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家康は鯛の天ぷらが大好物ということで、鯛の天ぷら料理。しかし、家康は鯛の天ぷらを食べ過ぎて命を落としたという説があり、少々縁起の悪さを感じてしまうのです。ちなみに当時の天ぷらは、今で言う素揚げに近いものだったそう。

【13位】明智光秀「燃え盛る本能寺焼討~熱々ハラミステーキ~」

光秀メモ:仏の嘘をば方便といい、武士の嘘をば武略という。これをみれば、土地百姓は可愛いことなり
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鉄板に乗って登場する熱々のハラミステーキ。しかし、よくよく考えてみると、熱々に燃やされたのは織田信長サマ。なんとも気の毒な信長を想像すると、箸をつけるのに少々躊躇してしまいます。そもそも光秀要素が弱いような。しかしお味はバツグン。ニンニクが効いているので夏の食欲不振な時でもガッツリ食べれて、だんだんやる気が出てくる一品なのです!! 

【14位】黒田官兵衛「幽閉 有岡城~酒肴珍味3点盛り~」

官兵衛メモ:天下に最も多きは人なり。最も少なきも人なり。
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有岡城の模型が登場!! こいつがまた、三つに分解できるようになっているんです。なかには「梅水晶・カニ味噌豆腐・鮪の生ハム」が入っております。酒のつまみには最高! あとこのお城持って帰りたい!……あれ、でも待って。よくよく考えてみると、官兵衛本人にとっては黒歴史である幽閉時代をチョイスしちゃってよかったの? 軍師としての武功から選べなかったのかしらと、NHK大河ドラマを見るたびに疑問が浮かんでしかたありませんでした。

前回結果と作品のハイライトは以上! 今回の総選挙は、いったいどんな結果になるのでしょうか。あなたの好きな戦国武将をランクインさせるべく、投票しに行っちゃいましょう! またしても多少珍奇なメニューが誕生するかもしれませんよ。ちなみにこのお店、通い続けると「足軽」から始まり、次第にランクを上げて最後は「天下人」になれるそうな。そんなあたりも、楽しそうですね。

参考:戦国武勇伝 facebook, 戦国武勇伝 公式サイト ※開くと音が出ます
執筆・一部撮影=百村モモ (c)Pouch

▼美しき伊達政宗カクテル