はじめに
普段何気なく使ってしまう言葉、相手の心を掴もうとして使ってしまう言葉、本当に良かれと思って使ってしまう言葉……それらには思わぬ落とし穴が含まれていることも。
恋愛初期に、好きな人に対して「こう言えば俺のことを良いと思ってくれる!」と信じて使った言葉が「ただのイイ人(=恋愛対象外のイイ人)」となってしまうと辛いものがあります。今回は本命の相手に対して使うべきではない、危険な台詞をいくつかまとめてみました。
1、「待ってるから。振り向いてくれるまで待ってる」
男子から女子へ告白し、女子が振った後に来る返しの台詞です。「そこまで想ってくれることはありがたいのですが…待たないで。待たないで良いよ!」女子の本音はこう。忠実さを表す必要はありません。逆に「そっかー。うん、諦めるっ!」とカラッとした調子の返しが来る方が「は? 私のこと好きなんじゃないの…」と気になる存在にさせること間違いなし。待つ発言をすると「下」に見られてしまい「この人私のことずっと待ってくれてるんだ」と安心されておしまい。
2、「僕は何があってもずっと味方だから」
一見かなり心を打つ台詞ですが、ドラマ仕立てのようなノリを感じますし、恋愛というよりも家族・身内といった印象を色濃く残してしまうことでしょう。この旨の発言をするにしても「何があっても」や「ずっと」などは省いた方が良いでしょう。極力重さは排除すること。恋愛の導入編において、これは鉄則です。追っている感を出し過ぎることにつながり、相手を身構えさせてしまうか、ただの「イイ人!」だと感動させてしまうかのどちらかになります。
3、「連絡待ってたよ♪」
相手から連絡が来たときに「うひょー! 君の連絡、超待ってたぜ!」的なオーラは出さないこと。忠犬ハチ公のように扱われ始めても良いのですか? まさに飼い主の帰宅と同時に、足元にすり寄ってくるペットと同じジャンルに思われてしまいます。数年前に生まれた「ツンデレ」という言葉こそ、恋愛スタートアップ時期での黄金法則です。本当に巧いことを言ったものです。いくら嬉しくても「待ってた」などという「あなたのことを考えてました」的なニュアンスはひた隠しにし、平常心を装って応答しましょう。ツンの方を押し出さないと、恋愛面で相手の心を引き寄せられません。
4、「いつでも何でも相談してよ」
実は危険と隣り合わせな台詞。一般的に多くの女子は、若干であっても「闇的な部分」の垣間見える男子に、恋に落ちてしまいがちです。もっと砕けた言葉で言うとやはり「ちょいワル」なところに惹かれます。ここで「いつでも何でも」とすべてを許容する・受け止めるという旨の発言をするのは要注意。恋愛対象というよりは「愚痴を吐きたいときの駆け込み寺といった女友達」のような存在として誤認識される可能性が高くなります。
おわりに
常時意識しておきたいキーワードは「ツンデレ」、そしてこの中でも特に「ツン」の部分です。またペットのように扱われることのないよう、すぐにすり寄っていかないこと。主に以上2点に気を付けて、危険な台詞を吐かないようにしましょう!
(文・写真=sonoko0511)
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