海外サイト『9TO5Mac』によると、最近Apple社は、会社のイメージ・ブランドを守る体勢を強化し始めたそうです。そのため会社外部のソーシャルネットワーク、特にFacebookに関して厳しいコントロールをするようになってきたのだとか。
なんと、Appleについてのネガティブなツイートや投稿、ブログを発信した社員は解雇されるというのです。
先日、イギリスに住むApple社員が自分のFacebookに、Appleについてマイナスな投稿をしたところ解雇されたとしてニュースになりました。その社員は自分の投稿は世界中に発信したのではなく、プライベートで(全公開ではなく、友人までなど公開範囲を定めて)投稿しただけだと主張しているそう。
Appleストア関連情報サイト『ifoAppleStore』によると、Crispという名のその社員は解雇されたあと、「これは甚だしい違法行為だ」とイギリス労働機関に訴えているそうです。
一方アップル社の言い分としては、社員にAppleブランドに関してソーシャルメディア上でコメントしないこと、と事前に注意をしていたとのこと。
確かに、会社のブランドに関してマイナスなことを言う社員を、見て見ぬふりはできないでしょう。たとえ、社員の個人的なFacebook内でマイナスな投稿をしていたとしても、注意されることは一般的にしばしばあるようです。
社員が自社の製品を低評価する投稿を読んだ顧客は、どう思うでしょう。社員の何気ない意見が、悪夢のような企業PRにつながったり、間違ったメッセージを発信してしまいかねません。確かにこれは慎重にならないといけない問題だといえるようです。
(文=sonoko0511)
参照元:9TO5Mac(http://bit.ly/uIcIN9)
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