もうすぐバレンタインデー。街に出ると「チョコレートフェア」の看板がたくさん出てますよね。

1月24日には『そごう横浜店』で、バレンタインチョコの試食会が開かれました。25日から始まったフェア「ヨコハマ チョコレート パラダイス」(2月14日まで)の前夜祭的なイベントでしたが、約100名のそごうのインターネット会員が招かれ、どの乙女も、よりすぐりのチョコを、じっくり、たっぷり、堪能していました。

記者も会場をのぞいてみたので、ちょっと、ご紹介してみたいと思います!

最初に試食したのはベルギーの「ジャン=フィリップ・ダルシー」。ひと口で食べるのにちょうどいいサイズの角形チョコですが、中にクランチが入っていて、ダークチョコの味わいと、口の中で混ざり合っていきます。

お話を聞いてみると、全て手づくりのため、形や大きさが違っており、ブランド創設者のジャン=フィリップ・ダルシーさんは、2年に一度開催される、チョコレートのW杯的イベント・ワールドチョコレートマスターズの審査委員長を務めているとか。

試食会に来て、本物の味に触れることができました♪

次は、フランスの「ジョエルデュラン」。チョコの表面にAからZまでのアルファベットの中から、ひと文字が記されています。なんと、26種類全部、味が違うのだそうです。記者は、ミント味の「M」をいただきましたが、ほんのりとした甘みと、清涼感が広がっていきました。なんだか、口直しをしたような気分。

ジョエルデュランさんは4歳のころからチョコレートを作っていて、最年少で「フランス最優秀チョコレート職人」に選ばれました。アルファベットの組み合わせが自由なので、贈る相手の好みで選んだり、アルファベットを並べてメッセージをつくることも可能とのこと。


お次は、和の匠「小倉山荘」から、柿の種チョコ「恋いろ 想いそめし」。ゼリービーンズをちょっと小さくしたほどのサイズで、大粒の柿の種が、たっぷりチョコに包まれています。柿の種のピリ辛と、チョコのまろやかさを、しっかり味わうことができました。お茶といっしょに、風情を楽しみながら、いただきたい一品。

ほかにもたくさんのブースがあり、参加していた乙女たちは、取り皿に各ブランドからひとつずつ盛って、ゆっくりと楽しんでいたり、中には、山盛り(特盛り?)なお皿を作って、試食会を堪能していました。

せっかくなので、そんな乙女たちに今年のバレンタインデーの予定を伺ってみました。

「男の子にあげる場合は高いものをあげてもわからなそう。あれこれ迷うよりは、手づくりにしようかなぁ」(20代/学生)。

「仲の良い子どうしで渡し合う友チョコは悩みます。女の子だと、このブランドの、あのパティシエのチョコだって、みんなわかるから」(30代/会社員)

「義理チョコは300円でも、友チョコだったら最低5倍。いや、7倍から10倍は欲しいかも。自分があげれば同じだけのものを自分ももらえるから」(年齢非公開)

義理や本命よりも友チョコに気をつかう人が多い模様? さて、みなさんは今年のバレンタインデー、どうする?

(取材、写真、文=竹内みちまろ